第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第64問
生体物理・化学現象の計測第33回午後
第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第64問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 5 です。経皮的ガス分析は、皮膚に貼った電極で皮膚を加温し、毛細血管を拡張させて皮膚表面のガス分圧を動脈血に近づけて測る。
問題
経皮的ガス分析装置について誤っているのはどれか。
- 1. 酸素分圧測定は主に新生児領域で使用される。
- 2. 酸素分圧測定には加温が必要である。
- 3. 酸素電極はクラーク電極を応用したものである。
- 4. 二酸化炭素電極はセバリングハウス電極を応用したものである。
- 5. 二酸化炭素分圧測定には冷却が必要である。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 100%参考値
14人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 二酸化炭素分圧測定には冷却が必要である。
経皮的ガス分析は、皮膚に貼った電極で皮膚を加温し、毛細血管を拡張させて皮膚表面のガス分圧を動脈血に近づけて測る。酸素分圧も二酸化炭素分圧も加温が必要で、冷却はしない。
【各選択肢の解説】
1. 酸素分圧測定は主に新生児領域で使用される。
✅ 正しい。新生児は皮膚が薄く、経皮酸素分圧が動脈血酸素分圧とよく相関するため、採血をせずに連続監視できる。
✅ 正しい。新生児は皮膚が薄く、経皮酸素分圧が動脈血酸素分圧とよく相関するため、採血をせずに連続監視できる。
2. 酸素分圧測定には加温が必要である。
✅ 正しい。加温で皮膚の血流を増やし、局所の血液を動脈血に近づける(動脈血化)。
✅ 正しい。加温で皮膚の血流を増やし、局所の血液を動脈血に近づける(動脈血化)。
3. 酸素電極はクラーク電極を応用したものである。
✅ 正しい。クラーク電極(ポーラログラフ式の隔膜電極)で、酸素の還元電流から酸素分圧を測る。
✅ 正しい。クラーク電極(ポーラログラフ式の隔膜電極)で、酸素の還元電流から酸素分圧を測る。
4. 二酸化炭素電極はセバリングハウス電極を応用したものである。
✅ 正しい。セバリングハウス電極は、膜を透過したCO₂による電解液のpH変化をガラス電極で測る。
✅ 正しい。セバリングハウス電極は、膜を透過したCO₂による電解液のpH変化をガラス電極で測る。
5. 二酸化炭素分圧測定には冷却が必要である。
❌ 誤り(=正答)。正しくは二酸化炭素分圧の測定も酸素分圧と同じく皮膚を加温して行う。加温するので低温熱傷を防ぐため貼付部位を定期的に変える。
❌ 誤り(=正答)。正しくは二酸化炭素分圧の測定も酸素分圧と同じく皮膚を加温して行う。加温するので低温熱傷を防ぐため貼付部位を定期的に変える。
【試験対策ポイント】
| 酸素分圧 | 二酸化炭素分圧 | |
|---|---|---|
| 電極 | クラーク電極 | セバリングハウス電極 |
| 原理 | 酸素の還元電流 | CO₂によるpH変化 |
| 皮膚 | 加温 | 加温 |
- 加温による低温熱傷に注意し、貼付部位を定期的に交換する
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