MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第65問

呼吸療法装置第33回午後

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第65問(呼吸療法装置)の正答は 4 です。人工鼻(HME)の短所を問う組合せ問題。

問題
人工鼻の短所はどれか。 a.うつ熱 b.過剰加湿 c.死腔の増加 d.呼吸抵抗の増加 e.人工呼吸器関連肺炎の増加
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — c、d

人工鼻(HME)の短所を問う組合せ問題。人工鼻は呼気の熱・水分を回収して再利用する受動的加湿器で、短所は死腔の増加呼吸抵抗の増加。よってc・dの組合せである4番が正答。


【各選択肢の解説】

a. うつ熱 → ❌ 誤り。人工鼻でうつ熱は起こらない。

b. 過剰加湿 → ❌ 誤り。人工鼻はむしろ加湿力に限界があり不足しやすい。過剰加湿は加温加湿器側の問題。

c. 死腔の増加 → ✅ 正しい。気道とYピースの間に介在し死腔を増やす。

d. 呼吸抵抗の増加 → ✅ 正しい。フィルタ構造が抵抗となる。

e. 人工呼吸器関連肺炎(VAP)の増加 → ❌ 誤り。閉鎖回路で結露が少なく、むしろVAP低減に寄与する。

よって短所はc・d → 組合せは「4番」が正答。


【各選択肢(組合せ)】

1. a、b ❌/2. a、e ❌/3. b、c ❌/4. c、d ✅/5. d、e ❌

【試験対策ポイント】

人工鼻(HME)長所=簡便・結露少・VAP減・コスト安。短所=死腔増・呼吸抵抗増・加湿力に限界(多量分泌物・脱水・喀血・長期には不適で加温加湿器を選ぶ)。

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