MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第71問

体外循環・補助循環第33回午後

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第71問(体外循環・補助循環)の正答は 2 です。人工心肺による体外循環時の内分泌・免疫系の変動を問う組合せ問題。

問題
人工心肺による体外循環時の内分泌系・免疫系の変動について正しいのは どれか。 a.レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系は活性化される。 b.アドレナリン分泌は低下する。 c.バソプレシン分泌は低下する。 d.インスリン分泌は亢進する。 e.炎症性サイトカインの血中濃度は上昇する。
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — a、e

人工心肺による体外循環時の内分泌・免疫系の変動を問う組合せ問題。非拍動流と腎血流低下でレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系が活性化し、異物接触・虚血再灌流で炎症性サイトカインが上昇する。a・eが正しく組合せ2番が正答。


【各選択肢の解説】

a. レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系は活性化される → ✅ 正しい。腎血流低下・非拍動流で活性化。

b. アドレナリン分泌は低下する → ❌ 誤り。手術侵襲ストレスで上昇する。

c. バソプレシン分泌は低下する → ❌ 誤り。上昇する。

d. インスリン分泌は亢進する → ❌ 誤り。低下し高血糖になりやすい。

e. 炎症性サイトカインの血中濃度は上昇する → ✅ 正しい。異物接触で全身炎症反応が惹起される。

よってa・e → 組合せは「2番」が正答。


【各選択肢(組合せ)】

1. a、b ❌/2. a、e ✅/3. b、c ❌/4. c、d ❌/5. d、e ❌

【試験対策ポイント】

体外循環は全身炎症反応(SIRS)を引き起こす。ストレスホルモン(カテコラミン・コルチゾール・ADH・レニン)は上昇、インスリンは相対的に低下し高血糖傾向。

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