MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第76問

血液浄化療法装置第33回午後

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第76問(血液浄化療法装置)の正答は 3 です。血液透析器のクレアチニンクリアランスを求める計算問題。

問題
ある血液透析器の水系溶質除去性能を調べるため、透析器血液流入側と流 出側のクレアチニン濃度を測定したところ、それぞれ10.0 および1.0 mg/dL で あった。血流量、透析液流量、濾過流量がそれぞれ250、500、0 mL/min とする と、この血液透析器のクレアチニンクリアランス[mL/min]はどれか。
  1. 1. 180
  2. 2. 200
  3. 3. 225
  4. 4. 250
  5. 5. 500

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — 225

血液透析器のクレアチニンクリアランスを求める計算問題。濾過流量が0なので拡散のみ。クリアランス=血流量×(流入濃度−流出濃度)/流入濃度=250×(10.0−1.0)/10.0=250×0.9=225 mL/min。正答は3番。


【各選択肢の解説】

1. 180 → ❌

2. 200 → ❌

3. 225 → ✅ 正しい。250×0.9=225 mL/min。

4. 250 → ❌ 除去率100%(流出0)のときの値で、実際は除去率90%。

5. 500 → ❌ 透析液流量であり無関係。

【試験対策ポイント】

  • クリアランス CL = QB×(Ci−Co)/Ci + QF×Co/Ci(限外濾過分)。本問はQF=0なので拡散項のみ。
  • 除去率 = (Ci−Co)/Ci = (10−1)/10 = 0.9(90%)。血流量250に乗じて225。
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