MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第85問

医用機械工学第33回午後

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第85問(医用機械工学)の正答は 3 です。脈波伝搬速度はモーエンス・コルテベークの式 PWV=√(Eh/(2ρr))(E:壁のヤング率、h:壁厚、ρ:血液の密度、r:内半径)で表される。

問題
値が小さくなると脈波の伝搬速度が増加するのはどれか。
  1. 1. 心拍数
  2. 2. 平均動脈圧
  3. 3. 血管の内径 ✓
  4. 4. 血管壁の厚さ
  5. 5. 血管のヤング率(周方向)

正答:3番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 90.9%参考値

11人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 血管の内径

脈波伝搬速度はモーエンス・コルテベークの式 PWV=√(Eh/(2ρr))(E:壁のヤング率、h:壁厚、ρ:血液の密度、r:内半径)で表される。内径は分母にあるので、小さくなるとPWVは増える。分子のE・hは小さくなるとPWVが下がる。


【各選択肢の解説】

1. 心拍数
❌ 誤り。正しくは、心拍数はモーエンス・コルテベークの式に入らず、心拍数が下がってもPWVが増えるという関係はない。
2. 平均動脈圧
❌ 誤り。正しくは、血圧が高いと血管壁が引き伸ばされて硬くなり(見かけのEが大きくなり)PWVは増える。小さくなるとPWVは下がる。
3. 血管の内径
✅ 正しい(=正答)。内半径rは式の分母にあり、細い血管ほど脈波が速く伝わる。
4. 血管壁の厚さ
❌ 誤り。正しくは、壁厚hは式の分子にあり、薄くなるとPWVは下がる。厚いほど速い。
5. 血管のヤング率(周方向)
❌ 誤り。正しくは、ヤング率Eは式の分子にあり、小さく(軟らかく)なるとPWVは下がる。動脈硬化でEが大きいほど速い。

【試験対策ポイント】

量式の中の位置大きくなると
ヤング率 E分子PWV増加
壁厚 h分子PWV増加
内半径 r分母PWV低下
血液の密度 ρ分母PWV低下
  • 「硬い・厚い・細い」ほど速い。動脈硬化の評価にPWV(baPWV)を使うのはこのため
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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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