MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第85問

医用機械工学第33回午後

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第85問(医用機械工学)の正答は 3 です。値が小さくなると脈波伝搬速度(PWV)が増加するものを問う問題。

問題
値が小さくなると脈波の伝搬速度が増加するのはどれか。
  1. 1. 心拍数
  2. 2. 平均動脈圧
  3. 3. 血管の内径
  4. 4. 血管壁の厚さ
  5. 5. 血管のヤング率(周方向)

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — 血管の内径

値が小さくなると脈波伝搬速度(PWV)が増加するものを問う問題。Moens-Kortewegの式 PWV=√(Eh/(2ρr)) より、内半径rが分母にあり、内径が小さくなるとPWVは増加する。正答は3番。


【各選択肢の解説】

1. 心拍数 → ❌ PWVに直接関与しない。

2. 平均動脈圧 → ❌ 大きくなるとPWV増加(小さくなると低下)。

3. 血管の内径 → ✅ 正しい。内径(分母)が小さくなるとPWV増加。正答。

4. 血管壁の厚さ → ❌ 分子にあり、大きくなるとPWV増加(小さくなると低下)。

5. 血管のヤング率(周方向) → ❌ 分子にあり、硬い(大)ほどPWV増加。

【試験対策ポイント】

Moens-Korteweg式:PWV=√(Eh/(2ρr))(E=ヤング率、h=壁厚、r=内半径、ρ=密度)。血管が硬い(E大)・厚い(h大)・細い(r小)ほどPWVは速い。動脈硬化でPWV上昇(baPWV検査で評価)。

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