MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第7問

人体の構造と機能第34回午前

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第7問(人体の構造と機能)の正答は 1 です。吸入気は気道で37℃の水蒸気に飽和されるので、まず大気圧から飽和水蒸気圧を引き、その残りに酸素濃度を掛ける。

問題
大気圧が480 mmHg の高地における吸入気酸素分圧(PIO₂)[mmHg]はおよそいくらか。 ただし、体温は37℃、大気の酸素濃度は21%、飽和水蒸気圧は47 mmHg である。
  1. 1. 91 ✓
  2. 2. 100
  3. 3. 150
  4. 4. 160
  5. 5. 433

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 39.1%参考値

23人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 91

吸入気は気道で37℃の水蒸気に飽和されるので、まず大気圧から飽和水蒸気圧を引き、その残りに酸素濃度を掛ける。

PIO₂=(大気圧−飽和水蒸気圧)×酸素濃度
=(480−47)×0.21
=433×0.21
≒90.9≒91 mmHg


【各選択肢の解説】

1. 91
✅ 正しい。上の式どおり(480−47)×0.21≒90.9 mmHg で、およそ91となる(=正答)。
2. 100
❌ 誤り。480×0.21≒100.8で、飽和水蒸気圧を引き忘れた値。正しくは47を引いてから掛けて約91。
3. 150
❌ 誤り。(760−47)×0.21≒149.7で、平地(760 mmHg)の吸入気酸素分圧。正しくは高地の大気圧480を使って約91。
4. 160
❌ 誤り。760×0.21≒159.6で、平地の乾燥大気の酸素分圧。正しくは高地の大気圧から水蒸気圧を引いて約91。
5. 433
❌ 誤り。480−47=433で、酸素濃度を掛ける前の乾燥ガスの圧。正しくはこれに0.21を掛けて約91。

【試験対策ポイント】

  • PIO₂=(PB−47)×FIO₂(37℃の飽和水蒸気圧は47 mmHg)
  • 平地:(760−47)×0.21≒150 mmHg/本問の高地:(480−47)×0.21≒91 mmHg
  • 選択肢は「水蒸気圧の引き忘れ」「平地の値」「掛け忘れ」の取り違えでできている。引く→掛けるの順番を守る
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