MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第8問

人体の構造と機能第34回午前

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第8問(人体の構造と機能)の正答は 2 です。糸球体でろ過されたブドウ糖は、ほぼすべてが近位尿細管でNa⁺と一緒に輸送体(SGLT)によって再吸収される。

問題
糖が最も再吸収されるのはどの部位か。
  1. 1. 糸球体
  2. 2. 近位尿細管 ✓
  3. 3. ヘンレ係蹄
  4. 4. 遠位尿細管
  5. 5. 集合管

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 95.2%参考値

21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 近位尿細管

糸球体でろ過されたブドウ糖は、ほぼすべてが近位尿細管でNa⁺と一緒に輸送体(SGLT)によって再吸収される。そのため健常者の尿には糖がほとんど出ない。


【各選択肢の解説】

1. 糸球体
❌ 誤り。正しくは血液をろ過して原尿をつくる部位で、再吸収は行わない。
2. 近位尿細管
✅ 正しい。ろ過されたブドウ糖・アミノ酸のほぼ全量と、水・Na⁺の大部分を再吸収する(=正答)。
3. ヘンレ係蹄
❌ 誤り。正しくは水(下行脚)とNaCl(上行脚)を再吸収して髄質の浸透圧勾配をつくる部位で、糖の再吸収はほとんどない。
4. 遠位尿細管
❌ 誤り。正しくはNa⁺・Ca²⁺などの再吸収を微調整する部位で、糖はここに届く前に再吸収を終えている。
5. 集合管
❌ 誤り。正しくはバソプレシン(ADH)の作用で水を、アルドステロンの作用でNa⁺を再吸収する部位である。

【試験対策ポイント】

部位主な働き
糸球体ろ過
近位尿細管ブドウ糖・アミノ酸ほぼ全量、水・Na⁺の大部分を再吸収
ヘンレ係蹄水・NaClの再吸収(浸透圧勾配)
遠位尿細管Na⁺・Ca²⁺の調節
集合管水(ADH)・Na⁺(アルドステロン)
  • 血糖が高く近位尿細管の再吸収の限界を超えると尿糖が出る
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