第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第12問
呼吸器系第34回午前
第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第12問(呼吸器系)の正答は 1 です。気管支喘息は気道の慢性炎症による可逆性の気道狭窄で、閉塞性換気障害を示す。
問題
気管支喘息について正しいのはどれか。
- 1. 発作時には短時間作用性β 2 刺激薬吸入を行う。 ✓
- 2. スパイロメトリーで拘束性換気障害を認める。
- 3. 呼気中CO 濃度が診断に有用である。
- 4. 長期管理における薬物療法の基本は経口ステロイド薬である。
- 5. 生活環境に注意する必要はない。
正答:1番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 70%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 発作時には短時間作用性β 2 刺激薬吸入を行う。
気管支喘息は気道の慢性炎症による可逆性の気道狭窄で、閉塞性換気障害を示す。発作には気管支をすぐに広げる短時間作用性β2刺激薬(SABA)の吸入、長期管理には吸入ステロイド薬を使う。
【各選択肢の解説】
1. 発作時には短時間作用性β 2 刺激薬吸入を行う。
✅ 正しい。気管支平滑筋のβ2受容体を刺激して速やかに気管支を広げるため、発作時の第一選択である(=正答)。
✅ 正しい。気管支平滑筋のβ2受容体を刺激して速やかに気管支を広げるため、発作時の第一選択である(=正答)。
2. スパイロメトリーで拘束性換気障害を認める。
❌ 誤り。正しくは閉塞性換気障害(1秒率の低下)を認め、気管支拡張薬の吸入で改善する(可逆性がある)のが特徴である。
❌ 誤り。正しくは閉塞性換気障害(1秒率の低下)を認め、気管支拡張薬の吸入で改善する(可逆性がある)のが特徴である。
3. 呼気中CO 濃度が診断に有用である。
❌ 誤り。正しくは呼気中の一酸化窒素(NO)濃度(FeNO)が気道の好酸球性炎症の指標として診断に役立つ。呼気中COは喫煙の指標などに使われる。
❌ 誤り。正しくは呼気中の一酸化窒素(NO)濃度(FeNO)が気道の好酸球性炎症の指標として診断に役立つ。呼気中COは喫煙の指標などに使われる。
4. 長期管理における薬物療法の基本は経口ステロイド薬である。
❌ 誤り。正しくは長期管理の基本は吸入ステロイド薬で、経口ステロイド薬は全身の副作用が大きく重症例に限られる。
❌ 誤り。正しくは長期管理の基本は吸入ステロイド薬で、経口ステロイド薬は全身の副作用が大きく重症例に限られる。
5. 生活環境に注意する必要はない。
❌ 誤り。正しくはダニ・ハウスダストなどのアレルゲンや喫煙・受動喫煙を避けるなど、生活環境の管理が必要である。
❌ 誤り。正しくはダニ・ハウスダストなどのアレルゲンや喫煙・受動喫煙を避けるなど、生活環境の管理が必要である。
【試験対策ポイント】
| 場面 | 主な薬 |
|---|---|
| 発作時 | 短時間作用性β2刺激薬(SABA)吸入 |
| 長期管理 | 吸入ステロイド薬(必要に応じて長時間作用性β2刺激薬などを追加) |
- 喘息=閉塞性(1秒率低下)・可逆性あり
- 呼気の指標はNO(一酸化窒素)。COと取り違えない
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