第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第13問
循環器系第34回午前
第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第13問(循環器系)の正答は 1 です。車中泊で長時間脚を動かさずにいると下肢の深部静脈に血栓ができ、立ち上がって歩いたときに血栓が肺動脈に飛んで急性肺血栓塞栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)を起こす。
問題
災害のため自家用車内で避難生活を続けていた男性が車外に出たところ、突然の胸痛と呼吸困難を発症し救急外来を受診した。この患者の治療で最も適切なのはどれか。
- 1. 血栓溶解療法 ✓
- 2. 下肢マッサージ
- 3. 弾性ストッキング装着
- 4. ストリッピング手術
- 5. 血管内レーザ焼灼術
正答:1番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 88.2%参考値
17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 血栓溶解療法
車中泊で長時間脚を動かさずにいると下肢の深部静脈に血栓ができ、立ち上がって歩いたときに血栓が肺動脈に飛んで急性肺血栓塞栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)を起こす。選択肢の中で肺動脈の血栓に対する治療は血栓溶解療法だけである。
【各選択肢の解説】
1. 血栓溶解療法
✅ 正しい。肺動脈をふさいだ血栓を溶かして血流を戻す治療である(=正答)。抗凝固療法が治療の基本で、ショックなど重症例では血栓溶解療法を行う。
✅ 正しい。肺動脈をふさいだ血栓を溶かして血流を戻す治療である(=正答)。抗凝固療法が治療の基本で、ショックなど重症例では血栓溶解療法を行う。
2. 下肢マッサージ
❌ 誤り。正しくは下肢に残った血栓を遊離させて塞栓を悪化させるおそれがあり、行わない。
❌ 誤り。正しくは下肢に残った血栓を遊離させて塞栓を悪化させるおそれがあり、行わない。
3. 弾性ストッキング装着
❌ 誤り。正しくは深部静脈血栓症を予防する手段で、すでに起きた肺塞栓の治療にはならない。
❌ 誤り。正しくは深部静脈血栓症を予防する手段で、すでに起きた肺塞栓の治療にはならない。
4. ストリッピング手術
❌ 誤り。正しくは下肢静脈瘤の手術で、拡張した表在静脈を抜き取る。
❌ 誤り。正しくは下肢静脈瘤の手術で、拡張した表在静脈を抜き取る。
5. 血管内レーザ焼灼術
❌ 誤り。正しくは下肢静脈瘤の治療で、表在静脈を内側から焼いて閉じる。
❌ 誤り。正しくは下肢静脈瘤の治療で、表在静脈を内側から焼いて閉じる。
【試験対策ポイント】
| 対象 | 主な対応 |
|---|---|
| 急性肺血栓塞栓症 | 抗凝固療法・血栓溶解療法 |
| 深部静脈血栓症の予防 | 弾性ストッキング・足の運動・水分補給 |
| 下肢静脈瘤 | ストリッピング手術・血管内焼灼術 |
- 災害時の車中泊・長時間の座位・術後の安静は深部静脈血栓症の危険因子
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