MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第19問

消化器系第34回午前

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第19問(消化器系)の正答は 1 です。抗菌薬投与で腸内細菌叢の均衡が崩れ、Clostridioides difficile(CD)が異常増殖して毒素を産生するのが偽膜性腸炎(菌交代現象・CD腸炎)。

問題
抗生物質投与後に細菌の異常繁殖が原因で起こるのはどれか。
  1. 1. 偽膜性腸炎
  2. 2. 過敏性腸炎
  3. 3. 潰瘍性大腸炎
  4. 4. 虚血性腸炎
  5. 5. クローン病

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 偽膜性腸炎

抗菌薬投与で腸内細菌叢の均衡が崩れ、Clostridioides difficile(CD)が異常増殖して毒素を産生するのが偽膜性腸炎(菌交代現象・CD腸炎)。


【各選択肢の解説】

1. 偽膜性腸炎
✅ 正しい。抗菌薬使用後にCDが異常繁殖して起こる。これが正答。
2. 過敏性腸炎(過敏性腸症候群)
❌ 誤り。ストレスなどによる機能性疾患。細菌繁殖が原因ではない。
3. 潰瘍性大腸炎
❌ 誤り。原因不明の炎症性腸疾患(自己免疫的機序)。
4. 虚血性腸炎
❌ 誤り。腸管の血流障害による。
5. クローン病
❌ 誤り。原因不明の炎症性腸疾患で全消化管に非連続性病変。

【試験対策ポイント】

偽膜性腸炎=抗菌薬関連・Clostridioides difficile(CD)の菌交代現象。水様〜血性下痢、治療はバンコマイシン内服・メトロニダゾール。炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎=連続性・直腸から、クローン病=非連続性・全消化管)との区別が定番。

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