MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第19問

消化器系第34回午前

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第19問(消化器系)の正答は 1 です。抗菌薬で腸内の正常な細菌が減ると、薬が効きにくいクロストリディオイデス・ディフィシル(旧名クロストリジウム・ディフィシル)が異常に増え(菌交代現象)、その毒素で大腸の粘膜に偽膜ができる。

問題
抗生物質投与後に細菌の異常繁殖が原因で起こるのはどれか。
  1. 1. 偽膜性腸炎 ✓
  2. 2. 過敏性腸炎
  3. 3. 潰瘍性大腸炎
  4. 4. 虚血性腸炎
  5. 5. クローン病

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 42.1%参考値

19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 偽膜性腸炎

抗菌薬で腸内の正常な細菌が減ると、薬が効きにくいクロストリディオイデス・ディフィシル(旧名クロストリジウム・ディフィシル)が異常に増え(菌交代現象)、その毒素で大腸の粘膜に偽膜ができる。これが偽膜性腸炎である。


【各選択肢の解説】

1. 偽膜性腸炎
✅ 正しい。抗菌薬の投与後に起こる菌交代現象による腸炎で、下痢・腹痛・発熱を起こす(=正答)。
2. 過敏性腸炎
❌ 誤り。正しくは過敏性腸症候群として知られる機能性の病気で、器質的な異常はなく、ストレスなどが関わって腹痛と便通異常が続く。
3. 潰瘍性大腸炎
❌ 誤り。正しくは原因不明の炎症性腸疾患で、直腸から連続して大腸の粘膜に潰瘍・びらんができる。
4. 虚血性腸炎
❌ 誤り。正しくは大腸の血流が一時的に悪くなって起こる腸炎で、高齢者や便秘のある人に多く、腹痛と血便で始まる。
5. クローン病
❌ 誤り。正しくは原因不明の炎症性腸疾患で、口から肛門までの消化管のどこにでも、とびとびに全層性の炎症が起こる。

【試験対策ポイント】

病気原因・特徴
偽膜性腸炎抗菌薬→菌交代現象(C. difficile の毒素)
虚血性腸炎大腸の血流障害
潰瘍性大腸炎原因不明・直腸から連続・粘膜
クローン病原因不明・全消化管にとびとび・全層
過敏性腸症候群器質的異常なし・機能性
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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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