第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第21問
麻酔科学第34回午前
第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第21問(麻酔科学)の正答は 1 です。カプノメータは呼気中のCO₂分圧(呼気終末CO₂=EtCO₂)とその波形を測る。
問題
麻酔中にカプノメータで検出できないのはどれか。
- 1. 不整脈 ✓
- 2. 食道挿管
- 3. 回路脱離
- 4. 空気塞栓
- 5. 喘息発作
正答:1番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 90.9%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 不整脈
カプノメータは呼気中のCO₂分圧(呼気終末CO₂=EtCO₂)とその波形を測る。換気・回路・肺血流の異常はCO₂の値や波形に出るが、心臓の電気的なリズムの乱れは測っていないので、不整脈そのものは見分けられない。
【各選択肢の解説】
1. 不整脈
✅ 正しい(=正答)。カプノメータでは検出できない。CO₂の値は心臓の電気活動の情報を持たないため、不整脈の種類やリズムの乱れは心電図で見る。
✅ 正しい(=正答)。カプノメータでは検出できない。CO₂の値は心臓の電気活動の情報を持たないため、不整脈の種類やリズムの乱れは心電図で見る。
2. 食道挿管
❌ 誤り。正しくは検出できる。食道に入ったチューブからはCO₂がほとんど戻らず、EtCO₂の波形が出ないことで気づく(気管挿管の確認に使う)。
❌ 誤り。正しくは検出できる。食道に入ったチューブからはCO₂がほとんど戻らず、EtCO₂の波形が出ないことで気づく(気管挿管の確認に使う)。
3. 回路脱離
❌ 誤り。正しくは検出できる。回路が外れると呼気がセンサに届かず、EtCO₂の波形が急に消える。
❌ 誤り。正しくは検出できる。回路が外れると呼気がセンサに届かず、EtCO₂の波形が急に消える。
4. 空気塞栓
❌ 誤り。正しくは検出できる。肺動脈に空気が詰まると肺血流が減り、CO₂が肺胞に運ばれなくなるためEtCO₂が急に下がる。
❌ 誤り。正しくは検出できる。肺動脈に空気が詰まると肺血流が減り、CO₂が肺胞に運ばれなくなるためEtCO₂が急に下がる。
5. 喘息発作
❌ 誤り。正しくは検出できる。気道が狭くなると呼気の出方が遅れ、波形の立ち上がりがなだらかなシャークフィン(サメのひれ)型になる。
❌ 誤り。正しくは検出できる。気道が狭くなると呼気の出方が遅れ、波形の立ち上がりがなだらかなシャークフィン(サメのひれ)型になる。
【試験対策ポイント】
| 異常 | カプノメータの所見 |
|---|---|
| 食道挿管・回路脱離 | 波形が出ない・消える |
| 空気塞栓・肺塞栓・心停止 | EtCO₂が急に低下 |
| 喘息・気道閉塞 | シャークフィン型の波形 |
| 不整脈 | 検出できない(心電図で見る) |
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