MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第23問

外科学第34回午前

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第23問(外科学)の正答は 3 です。対象に適した滅菌・消毒を選ぶ問題。

問題
手術に関連した滅菌、消毒について正しい組合せはどれか。 a.手 指 次亜塩素酸ナトリウム水溶液 b.粘 膜 ベンザルコニウム塩化物液 c.鋼製小物 高圧蒸気滅菌 d.手術室の壁 ホルムアルデヒド e.腹腔鏡 乾熱滅菌
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — b、c

対象に適した滅菌・消毒を選ぶ問題。粘膜にはベンザルコニウム塩化物液(b)、耐熱性の鋼製小物には高圧蒸気滅菌(c)が適切。よってb・cの組合せで3番。


【各選択肢の解説】

a.手指―次亜塩素酸ナトリウム水溶液 → ❌ 誤り。手指消毒は速乾性アルコール製剤やクロルヘキシジン等。次亜塩素酸は手指に不適(皮膚刺激・腐食)。
b.粘膜―ベンザルコニウム塩化物液 → ✅ 正しい。逆性石けんで粘膜に使用できる。
c.鋼製小物―高圧蒸気滅菌 → ✅ 正しい。耐熱器材はオートクレーブ(高圧蒸気)が第一選択。
d.手術室の壁―ホルムアルデヒド → ❌ 誤り。壁面は洗浄剤による清拭が基本。ホルムアルデヒドは毒性が強く一般の壁消毒には用いない。
e.腹腔鏡―乾熱滅菌 → ❌ 誤り。内視鏡は熱・光学系に弱く、EOG(酸化エチレンガス)や過酸化水素低温プラズマ滅菌を用いる。

よって正しい組合せはb・c → 「3番」が正答。

1. a、b ❌ 2. a、e ❌ 3. b、c ✅ 4. c、d ❌ 5. d、e ❌

【試験対策ポイント】

滅菌法の使い分け:耐熱器材=高圧蒸気(オートクレーブ)/非耐熱・内視鏡=EOG・過酸化水素低温プラズマ/γ線=ディスポ製品。消毒薬は対象で選ぶ(手指=アルコール・クロルヘキシジン、粘膜=ベンザルコニウム、金属=次亜塩素酸は腐食注意)。

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