第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第23問
第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第23問(外科学)の正答は 3 です。消毒・滅菌は「何に使うか」で選ぶ。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c ✓
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:3番
初回正答率 83.3%参考値
24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
消毒・滅菌は「何に使うか」で選ぶ。粘膜には刺激の少ないベンザルコニウム塩化物、熱に耐える金属の器械には高圧蒸気滅菌が合う。
【各選択肢の解説】
a.手指 ― 次亜塩素酸ナトリウム水溶液
❌ 誤り。正しくは、手指の消毒には速乾性のアルコール製剤やクロルヘキシジンを用いる。次亜塩素酸ナトリウムは皮膚への刺激が強く、器具・環境の消毒に使う。
b.粘膜 ― ベンザルコニウム塩化物液
✅ 正しい。陽イオン界面活性剤(逆性石けん)で刺激が少なく、薄めて粘膜に使える。
c.鋼製小物 ― 高圧蒸気滅菌
✅ 正しい。熱と水蒸気に耐える金属器械は、確実で安価な高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)が第一選択である。
d.手術室の壁 ― ホルムアルデヒド
❌ 誤り。正しくは、手術室の壁・床は洗浄剤による清拭が基本で、血液などで汚れた所だけ消毒する。ホルムアルデヒドは毒性が強く、壁の消毒には使わない。
e.腹腔鏡 ― 乾熱滅菌
❌ 誤り。正しくは、光学系を持つ腹腔鏡は高温に弱いため、酸化エチレンガス滅菌や過酸化水素低温ガスプラズマ滅菌などの低温の方法を用いる。乾熱滅菌は高温に長く置くため、ガラス器具・金属など熱に強い物に使う。
❌ 誤り。aは誤り。正しくはb・c。
❌ 誤り。a・eは誤り。正しくはb・c。
✅ 正しい(=正答)。2つとも正しい組合せである。
❌ 誤り。dは誤り。正しくはb・c。
❌ 誤り。d・eは誤り。正しくはb・c。
【試験対策ポイント】
| 対象 | 方法 |
|---|---|
| 熱に強い金属器械 | 高圧蒸気滅菌 |
| 熱に弱い器械(内視鏡など) | 酸化エチレンガス・過酸化水素低温ガスプラズマ |
| 手指 | アルコール製剤・クロルヘキシジン |
| 粘膜 | ベンザルコニウム塩化物・ポビドンヨード |
| 環境(壁・床) | 洗浄剤で清拭 |
この問題でつまずいた範囲は、ME国試ノート「医学概論」でまとめて復習できます。医学的基礎・人体の構造と機能を、国試で問われる要点に絞って整理。読んだ流れでそのまま過去問演習へ。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ 「医学概論」第1章を開く(無料)- 📚9年分・1,620問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化