MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第24問

生体電気・磁気計測第34回午前

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第24問(生体電気・磁気計測)の正答は 2 です。PQ時間は心房の興奮が始まってから心室の興奮が始まるまでの時間で、主に房室結節を通る伝導の時間を表す。

問題
心電図について誤っているのはどれか。
  1. 1. P 波は心房筋の興奮を表す。
  2. 2. PQ 時間の延長は洞結節の障害を表す。 ✓
  3. 3. QRS 波は心室筋の興奮を表す。
  4. 4. ST 部分の下降は心筋虚血の指標である。
  5. 5. T 波は心室筋が興奮から回復する時期に現れる。

正答:2番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 35.3%参考値

17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:2番 — PQ 時間の延長は洞結節の障害を表す。

PQ時間は心房の興奮が始まってから心室の興奮が始まるまでの時間で、主に房室結節を通る伝導の時間を表す。延長するのは房室伝導の遅れ(第1度房室ブロック)であり、洞結節の障害ではない。


【各選択肢の解説】

1. P 波は心房筋の興奮を表す。
✅ 正しい。洞結節から出た興奮が心房に広がる脱分極がP波になる。
2. PQ 時間の延長は洞結節の障害を表す。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、PQ時間の延長は房室伝導の遅れ(房室ブロック)を表す。洞結節の障害は洞性徐脈・洞停止など、P波が出ない・遅れる形で現れる。
3. QRS 波は心室筋の興奮を表す。
✅ 正しい。心室の脱分極で、心室の筋量が多いため振幅が大きい。
4. ST 部分の下降は心筋虚血の指標である。
✅ 正しい。心内膜下の虚血でST部分が下がる。狭心症の発作時や運動負荷試験で見る所見である。
5. T 波は心室筋が興奮から回復する時期に現れる。
✅ 正しい。T波は心室の再分極(興奮からの回復)を表す。

【試験対策ポイント】

波形・区間表すもの
P波心房の脱分極
PQ時間房室伝導(延長=房室ブロック)
QRS波心室の脱分極
ST部分下降=心筋虚血
T波心室の再分極
📗 MEカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、ME国試ノート「生体計測装置学」でまとめて復習できます。計測工学・生体電気磁気・生体物理化学・医用画像計測の頻出を整理。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

ME国試ノート 頻出だけを、1冊に。 9分野・全33章/過去問9回分(第31〜39回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 医学概論は無料 ▶ 「生体計測装置学」第2章を開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 9分野・全33章。医学概論は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
臨床工学技士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
関連

▶ 第34回 全問一覧

▶ 生体電気・磁気計測 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)