第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第24問
生体電気・磁気計測第34回午前
第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第24問(生体電気・磁気計測)の正答は 2 です。PQ時間は心房興奮開始から心室興奮開始までの時間で、房室伝導を反映する。
問題
心電図について誤っているのはどれか。
- 1. P 波は心房筋の興奮を表す。
- 2. PQ 時間の延長は洞結節の障害を表す。 ✓
- 3. QRS 波は心室筋の興奮を表す。
- 4. ST 部分の下降は心筋虚血の指標である。
- 5. T 波は心室筋が興奮から回復する時期に現れる。
正答:2番
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解説
■ 正答:2番 — PQ 時間の延長は洞結節の障害を表す。
PQ時間は心房興奮開始から心室興奮開始までの時間で、房室伝導を反映する。その延長は房室ブロック(房室伝導の遅延)を示すもので、洞結節の障害ではない。これが誤りで正答。
【各選択肢の解説】
1. P 波は心房筋の興奮を表す。
✅ 正しい。心房の脱分極を表す。
✅ 正しい。心房の脱分極を表す。
2. PQ 時間の延長は洞結節の障害を表す。
❌ 誤り。PQ延長は房室伝導の遅延(房室ブロック)を示す。洞結節障害ではない。これが正答。
❌ 誤り。PQ延長は房室伝導の遅延(房室ブロック)を示す。洞結節障害ではない。これが正答。
3. QRS 波は心室筋の興奮を表す。
✅ 正しい。心室の脱分極を表す。
✅ 正しい。心室の脱分極を表す。
4. ST 部分の下降は心筋虚血の指標である。
✅ 正しい。ST低下は心筋虚血、ST上昇は貫壁性梗塞の指標。
✅ 正しい。ST低下は心筋虚血、ST上昇は貫壁性梗塞の指標。
5. T 波は心室筋が興奮から回復する時期に現れる。
✅ 正しい。心室の再分極(回復)を表す。
✅ 正しい。心室の再分極(回復)を表す。
【試験対策ポイント】
心電図波形:P=心房脱分極/QRS=心室脱分極/T=心室再分極。PQ(PR)時間=房室伝導時間で延長=房室ブロック。洞結節障害は徐脈・洞停止(洞不全症候群)として現れる。ST変化(低下=虚血、上昇=梗塞)も定番。
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