第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第29問
生体物理・化学現象の計測第34回午前
第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第29問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 3 です。心拍出量は熱希釈法・色素希釈法・超音波断層法・血圧波形解析法などで測定できる。
問題
心拍出量の計測ができないのはどれか。
- 1. 熱希釈法
- 2. 色素希釈法
- 3. 脈波伝搬速度法 ✓
- 4. 超音波断層法
- 5. 血圧波形解析法
正答:3番
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解説
■ 正答:3番 — 脈波伝搬速度法
心拍出量は熱希釈法・色素希釈法・超音波断層法・血圧波形解析法などで測定できる。脈波伝搬速度(PWV)法は動脈壁の硬さ(動脈硬化)を評価する方法で、心拍出量は測定できない。
【各選択肢の解説】
1. 熱希釈法
✅ 正しい。スワン・ガンツカテーテルで冷水を注入し温度変化から心拍出量を算出。
✅ 正しい。スワン・ガンツカテーテルで冷水を注入し温度変化から心拍出量を算出。
2. 色素希釈法
✅ 正しい。色素を注入し希釈曲線から心拍出量を求める。
✅ 正しい。色素を注入し希釈曲線から心拍出量を求める。
3. 脈波伝搬速度法
❌ 誤り。動脈のこわばり(動脈硬化)の指標で、心拍出量は測れない。これが正答。
❌ 誤り。動脈のこわばり(動脈硬化)の指標で、心拍出量は測れない。これが正答。
4. 超音波断層法
✅ 正しい。心エコー(ドプラ)で拍出量を推定できる。
✅ 正しい。心エコー(ドプラ)で拍出量を推定できる。
5. 血圧波形解析法
✅ 正しい。動脈圧波形から一回拍出量・心拍出量を連続推定する(動脈圧心拍出量測定)。
✅ 正しい。動脈圧波形から一回拍出量・心拍出量を連続推定する(動脈圧心拍出量測定)。
【試験対策ポイント】
心拍出量の測定法=熱希釈法(標準・スワンガンツ)・色素希釈法・Fick法・超音波(ドプラ)・動脈圧波形解析。脈波伝搬速度(PWV)=動脈硬化の指標(baPWV/CAVI)で心拍出量とは無関係。「希釈法・波形・超音波」の3系統を押さえる。
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