第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第29問
生体物理・化学現象の計測第34回午前
第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第29問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 3 です。脈波伝搬速度(PWV)は、脈波が動脈を伝わる速さで、動脈の硬さを表す。
問題
心拍出量の計測ができないのはどれか。
- 1. 熱希釈法
- 2. 色素希釈法
- 3. 脈波伝搬速度法 ✓
- 4. 超音波断層法
- 5. 血圧波形解析法
正答:3番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 61.1%参考値
18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 脈波伝搬速度法
脈波伝搬速度(PWV)は、脈波が動脈を伝わる速さで、動脈の硬さを表す。心臓が1分間に送り出す血液の量(心拍出量)は求められない。
【各選択肢の解説】
1. 熱希釈法
❌ 誤り。正しくは心拍出量を計測できる。肺動脈カテーテルから冷たい液を注入し、下流の血液温の変化の曲線から求める。
❌ 誤り。正しくは心拍出量を計測できる。肺動脈カテーテルから冷たい液を注入し、下流の血液温の変化の曲線から求める。
2. 色素希釈法
❌ 誤り。正しくは心拍出量を計測できる。色素を注入し、下流で測った色素の濃度の変化の曲線から求める。
❌ 誤り。正しくは心拍出量を計測できる。色素を注入し、下流で測った色素の濃度の変化の曲線から求める。
3. 脈波伝搬速度法
✅ 正しい(=正答)。心拍出量は計測できない。脈波が2点間を伝わる時間から速度を求め、動脈が硬いほど速くなるので、動脈硬化の評価に使う。
✅ 正しい(=正答)。心拍出量は計測できない。脈波が2点間を伝わる時間から速度を求め、動脈が硬いほど速くなるので、動脈硬化の評価に使う。
4. 超音波断層法
❌ 誤り。正しくは心拍出量を計測できる。心エコーで左室の容積の変化や、ドプラ法で流出路の血流を測って一回拍出量を求め、心拍数をかける。
❌ 誤り。正しくは心拍出量を計測できる。心エコーで左室の容積の変化や、ドプラ法で流出路の血流を測って一回拍出量を求め、心拍数をかける。
5. 血圧波形解析法
❌ 誤り。正しくは心拍出量を計測できる。動脈圧の波形の形から一回拍出量を推定し、連続して心拍出量を表示する。
❌ 誤り。正しくは心拍出量を計測できる。動脈圧の波形の形から一回拍出量を推定し、連続して心拍出量を表示する。
【試験対策ポイント】
| 方法 | 測るもの |
|---|---|
| 熱希釈法・色素希釈法 | 心拍出量(指示薬の希釈曲線) |
| 超音波(断層・ドプラ) | 心拍出量(容積・血流) |
| 動脈圧波形解析 | 心拍出量(連続推定) |
| 脈波伝搬速度 | 動脈の硬さ |
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