第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第34問
第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第34問(各種治療機器)の正答は 4 です。電気メスは高周波電流の熱で切開・凝固する。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d ✓
- 5. c、d、e
正答:4番
初回正答率 80%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
電気メスは高周波電流の熱で切開・凝固する。凝固には断続的なバースト波を使い(b)、皮膚どうしが小さな面で触れると電流が集まってやけどになり(c)、高周波電流はペースメーカの誤作動を起こす(d)。
【各選択肢の解説】
a.バイポーラ電極は対極板が必要である。
❌ 誤り。正しくは、バイポーラは鑷子の両先端の間だけに電流が流れるため、対極板は要らない。対極板が要るのは、メス先から体を通して電流を回収するモノポーラである。
b.凝固にはバースト波を用いる。
✅ 正しい。休みを入れた断続的なバースト波で、組織をゆっくり加熱して凝固させる。切開には連続した正弦波を使い、一気に加熱して組織を蒸散させる。
c.身体の部分同士の接触が分流熱傷の原因となる。
✅ 正しい。腕と体幹などが小さな面積で触れると、高周波電流がそこを通って集中し、接触した所にやけどができる。
d.ペースメーカ障害の原因となる。
✅ 正しい。高周波電流を雑音として感知してペーシングが止まったり、設定が変わったりすることがある。
e.出力電力の増加に伴い対極板の必要面積は減少する。
❌ 誤り。正しくは、出力が大きいほど対極板を流れる電流が増えるため、電流密度を低く抑えるには必要な面積は増える。
❌ 誤り。aは誤り。正しくはb・c・d。
❌ 誤り。a・eは誤り。正しくはb・c・d。
❌ 誤り。a・eは誤り。正しくはb・c・d。
✅ 正しい(=正答)。3つとも正しい組合せである。
❌ 誤り。eは誤り。正しくはb・c・d。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 切開 | 連続正弦波 |
| 凝固 | バースト波(断続波) |
| モノポーラ | 対極板が必要 |
| バイポーラ | 対極板は不要 |
| 事故 | 対極板の熱傷・分流熱傷・ペースメーカの誤作動 |
この問題でつまずいた範囲は、ME国試ノート「医用治療機器学」でまとめて復習できます。各種治療機器(電気メス・除細動器・レーザ等)の原理と安全を整理。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ 「医用治療機器学」第2章を開く(買い切り850円)- 📚9年分・1,620問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化