MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第34問

各種治療機器第34回午前

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第34問(各種治療機器)の正答は 4 です。凝固にはバースト波(断続波)を用い(b○)、身体各部の接触は分流熱傷の原因となり(c○)、高周波電流はペースメーカ障害を起こす(d○)。

問題
電気メスについて正しいのはどれか。 a.バイポーラ電極は対極板が必要である。 b.凝固にはバースト波を用いる。 c.身体の部分同士の接触が分流熱傷の原因となる。 d.ペースメーカ障害の原因となる。 e.出力電力の増加に伴い対極板の必要面積は減少する。
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — b、c、d

凝固にはバースト波(断続波)を用い(b○)、身体各部の接触は分流熱傷の原因となり(c○)、高周波電流はペースメーカ障害を起こす(d○)。よって正しい組合せは「b、c、d」の4番。


【各選択肢の解説】

a. バイポーラ電極は対極板が必要である。

→ ❌誤り。バイポーラは2極(ピンセット両先端)間に電流が流れるため対極板は不要。対極板が要るのはモノポーラ。

b. 凝固にはバースト波を用いる。

→ ✅正しい。凝固=断続的なバースト波、切開=連続正弦波。

c. 身体の部分同士の接触が分流熱傷の原因となる。

→ ✅正しい。接触点に電流が集中し熱傷を生じる。

d. ペースメーカ障害の原因となる。

→ ✅正しい。高周波電流がペースメーカに誤作動を起こしうる。

e. 出力電力の増加に伴い対極板の必要面積は減少する。

→ ❌誤り。出力が増えれば対極板を流れる電流も増え、必要面積は増加する。

1. a、b、c ❌ 2. a、b、e ❌ 3. a、d、e ❌ 4. b、c、d ✅ 5. c、d、e ❌

【試験対策ポイント】

電気メスは高周波(300kHz〜数MHz)で神経・筋刺激を避ける。切開=連続波・凝固=断続(バースト)波モノポーラは対極板必須(熱傷防止に広面積・良接触)バイポーラは対極板不要。合併症=対極板熱傷・分流熱傷・ペースメーカ誤作動・高周波漏れ電流。

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