MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第35問

各種治療機器第34回午前

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第35問(各種治療機器)の正答は 5 です。電磁誘導(電磁板)方式は平面波を発生させ、音響レンズで焦点に集束する。

問題
ESWL について正しいのはどれか。
  1. 1. 膀胱結石治療の第一選択である。
  2. 2. 伝搬経路に存在する動脈瘤にも安全である。
  3. 3. X 線照準方式は腸管ガスの影響を受ける。
  4. 4. 水中放電方式では球の中心に衝撃波が集束する。
  5. 5. 電磁板方式では音響レンズが使用される。

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — 電磁板方式では音響レンズが使用される。

電磁誘導(電磁板)方式は平面波を発生させ、音響レンズで焦点に集束する。よって5番が正しい。ESWLは腎・尿管結石が適応で、動脈瘤は禁忌である。


【各選択肢の解説】

1. 膀胱結石治療の第一選択である。

→ ❌誤り。ESWLは腎・尿管結石が主対象。膀胱結石は経尿道的砕石が基本。

2. 伝搬経路に存在する動脈瘤にも安全である。

→ ❌誤り。動脈瘤・妊娠・出血傾向は禁忌。

3. X線照準方式は腸管ガスの影響を受ける。

→ ❌誤り。X線照準はガスの影響を受けない。ガスで妨げられるのは超音波照準。

4. 水中放電方式では球の中心に衝撃波が集束する。

→ ❌誤り。回転楕円体(半楕円)反射鏡の第1焦点で放電し、第2焦点(結石位置)に集束する。

5. 電磁板方式では音響レンズが使用される。

→ ✅正しい。平面波を音響レンズで集束する。


【試験対策ポイント】

ESWL衝撃波の発生方式:水中放電(火花放電)方式=回転楕円体の第1焦点で放電→第2焦点に集束電磁(電磁誘導)方式=音響レンズで集束圧電(ピエゾ)方式=球面配置で自己集束。適応=腎・尿管結石。禁忌=動脈瘤・妊娠・出血傾向・伝搬路の骨や含気。照準はX線または超音波。

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