第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第36問
各種治療機器第34回午前
第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第36問(各種治療機器)の正答は 2 です。流量制御型は送る液の容積をポンプの動きで決めるので精度が高い。
問題
輸液ポンプについて正しいのはどれか。
- 1. 微量薬液を高い定常性で送れるのはペリスタルティック方式である。
- 2. 流量制御型の方が滴数制御型よりも流量の精度が高い。 ✓
- 3. シリンジ型で起きるサイフォニング現象では、薬液がシリンジへ逆流する。
- 4. ペリスタルティック方式の場合、輸液セットのクレンメを機器本体よりも上につける。
- 5. JIS では輸液ポンプの精度は設定値に対して誤差が±15%以内と規定されている。
正答:2番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 64.7%参考値
17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 流量制御型の方が滴数制御型よりも流量の精度が高い。
流量制御型は送る液の容積をポンプの動きで決めるので精度が高い。滴数制御型は滴の数を数えるが、1滴の大きさが薬液の粘度や表面張力、滴下の速さで変わるため誤差が出やすい。
【各選択肢の解説】
1. 微量薬液を高い定常性で送れるのはペリスタルティック方式である。
❌ 誤り。正しくは、微量の薬液を一定の速さで送るのに向くのはシリンジ方式(シリンジポンプ)。押し子を少しずつ押すため流れの脈動が少ない。
❌ 誤り。正しくは、微量の薬液を一定の速さで送るのに向くのはシリンジ方式(シリンジポンプ)。押し子を少しずつ押すため流れの脈動が少ない。
2. 流量制御型の方が滴数制御型よりも流量の精度が高い。
✅ 正しい(=正答)。チューブをしごいて送る量を容積で決めるため、薬液の性質で1滴の大きさが変わる影響を受けない。
✅ 正しい(=正答)。チューブをしごいて送る量を容積で決めるため、薬液の性質で1滴の大きさが変わる影響を受けない。
3. シリンジ型で起きるサイフォニング現象では、薬液がシリンジへ逆流する。
❌ 誤り。正しくは、サイフォニングは、押し子が固定されていないシリンジが患者より高い位置にあると、落差でシリンジ内の薬液が患者側へ一気に流れ込む現象(過量投与になる)。
❌ 誤り。正しくは、サイフォニングは、押し子が固定されていないシリンジが患者より高い位置にあると、落差でシリンジ内の薬液が患者側へ一気に流れ込む現象(過量投与になる)。
4. ペリスタルティック方式の場合、輸液セットのクレンメを機器本体よりも上につける。
❌ 誤り。正しくは、クレンメはポンプより下(患者側)につける。チューブを外すときにクレンメを閉じて、液が自然に流れ落ちる(フリーフロー)のを防ぐためである。
❌ 誤り。正しくは、クレンメはポンプより下(患者側)につける。チューブを外すときにクレンメを閉じて、液が自然に流れ落ちる(フリーフロー)のを防ぐためである。
5. JIS では輸液ポンプの精度は設定値に対して誤差が±15%以内と規定されている。
❌ 誤り。正しくは、輸液ポンプ(流量制御型)の流量精度は一般に±10%以内とされ、±15%ではない。
❌ 誤り。正しくは、輸液ポンプ(流量制御型)の流量精度は一般に±10%以内とされ、±15%ではない。
【試験対策ポイント】
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| シリンジポンプ | 微量・一定の速さ。サイフォニングに注意 |
| 輸液ポンプ(流量制御型) | 容積で制御・精度が高い |
| 輸液ポンプ(滴数制御型) | 滴の数で制御・薬液で誤差 |
- フリーフロー防止=クレンメはポンプより患者側
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