第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第36問
各種治療機器第34回午前
第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第36問(各種治療機器)の正答は 2 です。流量制御型は容積で送液するため滴数制御型より流量精度が高い。
問題
輸液ポンプについて正しいのはどれか。
- 1. 微量薬液を高い定常性で送れるのはペリスタルティック方式である。
- 2. 流量制御型の方が滴数制御型よりも流量の精度が高い。 ✓
- 3. シリンジ型で起きるサイフォニング現象では、薬液がシリンジへ逆流する。
- 4. ペリスタルティック方式の場合、輸液セットのクレンメを機器本体よりも上 につける。
- 5. JIS では輸液ポンプの精度は設定値に対して誤差が!15%以内と規定されて いる。
正答:2番
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解説
■ 正答:2番 — 流量制御型の方が滴数制御型よりも流量の精度が高い。
流量制御型は容積で送液するため滴数制御型より流量精度が高い。よって2番が正しい。微量・高定常性はシリンジポンプ、JIS精度は±10%以内である。
【各選択肢の解説】
1. 微量薬液を高い定常性で送れるのはペリスタルティック方式である。
→ ❌誤り。微量・高定常性はシリンジ(注射器駆動)方式。
2. 流量制御型の方が滴数制御型よりも流量の精度が高い。
→ ✅正しい。容積制御のため精度が高い。
3. シリンジ型で起きるサイフォニング現象では、薬液がシリンジへ逆流する。
→ ❌誤り。サイフォニングは落差でシリンジ内の薬液が患者側へ急速に吸い出される(過剰投与)現象。
4. ペリスタルティック方式の場合、輸液セットのクレンメを機器本体よりも上につける。
→ ❌誤り。フリーフロー防止のためクレンメは機器より下(患者側)につける。
5. JISでは輸液ポンプの精度は設定値に対して誤差が±15%以内と規定されている。
→ ❌誤り。JISの規定は±10%以内。
【試験対策ポイント】
方式:ペリスタルティック(蠕動)=滴数制御/流量制御、シリンジ=微量・高精度・低流量。危険現象=フリーフロー(クレンメ開放での自然滴下)、サイフォニング(落差でシリンジから吸い出し過剰投与)、気泡・閉塞。精度はJISで±10%。設置は輸液ポンプを患者より高い位置に、クレンメは機器の下流側。
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