第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第37問
第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第37問(各種治療機器)の正答は 3 です。超音波凝固切開装置は、先端を数十kHzで細かく振動させ、組織との摩擦熱でたんぱく質を変性させて切開・凝固する。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c ✓
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:3番
初回正答率 100%参考値
18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
超音波凝固切開装置は、先端を数十kHzで細かく振動させ、組織との摩擦熱でたんぱく質を変性させて切開・凝固する。電流を体に流さず、レーザメスより低い温度で凝固する。
【各選択肢の解説】
a.5 ~10 mm の振幅で先端が振動する。
❌ 誤り。正しくは、先端の振幅は数十〜100 μm程度で、mmの単位ではない。
b.55 kHz 前後の振動を用いる。
✅ 正しい。数十kHzの超音波振動を使い、代表的な機種は約55 kHzで振動する。
c.凝固温度はレーザメスよりも低温である。
✅ 正しい。摩擦熱でたんぱく質を変性させて凝固するため、組織を蒸散させるレーザメスより低い温度で凝固し、周りへの熱の広がりも小さい。
d.対極板が必要である。
❌ 誤り。正しくは、電流を体に流さない機械的な振動の装置なので、対極板は要らない。
e.内視鏡外科手術での使用は禁忌である。
❌ 誤り。正しくは、腹腔鏡下手術などの内視鏡外科手術で広く使われている。煙が少なく視野を妨げにくい。
❌ 誤り。aは誤り。正しくはb・c。
❌ 誤り。a・eは誤り。正しくはb・c。
✅ 正しい(=正答)。2つとも正しい組合せである。
❌ 誤り。dは誤り。正しくはb・c。
❌ 誤り。d・eは誤り。正しくはb・c。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 電気メス | 超音波凝固切開装置 |
|---|---|---|
| エネルギー | 高周波電流 | 機械的な振動(数十kHz) |
| 対極板 | モノポーラは必要 | 不要 |
| 煙 | 多い | 少ない |
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