第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第55問
電子工学第34回午前
第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第55問(電子工学)の正答は 1 です。帰還路にRf と Cf を並列にした反転増幅回路=1次の低域通過フィルタ。
問題
図の回路について正しいのはどれか。
ただし、A は理想演算増幅器とする。
- 1. 遮断周波数より十分に低い帯域では Vo=-(Rf/Ri)Vi である。 ✓
- 2. 遮断周波数より十分に高い帯域では微分特性を有する。
- 3. 遮断周波数は 1/(2πRiCf)である。
- 4. 入力インピーダンスは無限大である。
- 5. 出力インピーダンスは無限大である。
正答:1番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 38.5%参考値
13人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 遮断周波数より十分に低い帯域では Vo=-(Rf/Ri)Vi である。
帰還路にRf と Cf を並列にした反転増幅回路=1次の低域通過フィルタ。低い周波数では Cf のインピーダンスが大きく Rf だけの反転増幅、高い周波数では Cf が効いて積分回路になる。
【各選択肢の解説】
図の読み:Ri が-入力へ、帰還路は Rf と Cf の並列、+入力は接地。
1. 遮断周波数より十分に低い帯域では Vo=-(Rf/Ri)Vi である。
✅ 正しい(=正答)。低い周波数では Cf のインピーダンス 1/(ωCf) が Rf より十分大きく、帰還路はほぼ Rf だけになるので、通常の反転増幅と同じ利得 −Rf/Ri になる。
✅ 正しい(=正答)。低い周波数では Cf のインピーダンス 1/(ωCf) が Rf より十分大きく、帰還路はほぼ Rf だけになるので、通常の反転増幅と同じ利得 −Rf/Ri になる。
2. 遮断周波数より十分に高い帯域では微分特性を有する。
❌ 誤り。正しくは、高い周波数では帰還路がほぼ Cf だけになり、Vo≒−Vi/(jωRiCf) の積分特性になる。
❌ 誤り。正しくは、高い周波数では帰還路がほぼ Cf だけになり、Vo≒−Vi/(jωRiCf) の積分特性になる。
3. 遮断周波数は 1/(2πRiCf)である。
❌ 誤り。正しくは、遮断周波数は帰還路の Rf と Cf で決まり fc=1/(2πRfCf)。
❌ 誤り。正しくは、遮断周波数は帰還路の Rf と Cf で決まり fc=1/(2πRfCf)。
4. 入力インピーダンスは無限大である。
❌ 誤り。正しくは、-入力が仮想接地になるため、入力側から見たインピーダンスは Ri。
❌ 誤り。正しくは、-入力が仮想接地になるため、入力側から見たインピーダンスは Ri。
5. 出力インピーダンスは無限大である。
❌ 誤り。正しくは、理想演算増幅器の出力インピーダンスは 0。
❌ 誤り。正しくは、理想演算増幅器の出力インピーダンスは 0。
【試験対策ポイント】
| 帯域 | 帰還路 | 特性 |
|---|---|---|
| fc より十分低い | ほぼ Rf | 利得 −Rf/Ri(平坦) |
| fc より十分高い | ほぼ Cf | 積分特性 |
- 遮断周波数 fc=1/(2πRfCf)
- 理想演算増幅器:利得∞・入力インピーダンス∞・出力インピーダンス0。反転増幅回路の入力インピーダンスは Ri
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