MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第63問

システム工学第34回午前

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第63問(システム工学)の正答は 3 です。一次遅れ系の標準形 G(s)=K/(1+Ts)は、分母の定数項を1にそろえた形。

問題
一次遅れ系の伝達関数G(s)=K/(1+Ts)におけるKをゲイン定数、Tを時定数という。H(s)=18/(12s+3)のゲイン定数はどれか。 ただし、s をラプラス変換の演算子とする。
  1. 1. 3
  2. 2. 4
  3. 3. 6 ✓
  4. 4. 12
  5. 5. 18

正答:3番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 33.3%参考値

15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
👥 読者の報告をもとに修正済み(2026-09-23)— ご指摘ありがとうございました
■ 正答:3番 — 6

一次遅れ系の標準形 G(s)=K/(1+Ts)は、分母の定数項を1にそろえた形。H(s)=18/(12s+3)の分子・分母を3で割ると H(s)=6/(1+4s) となり、ゲイン定数 K=6(時定数T=4)。s=0 を代入した定常ゲイン H(0)=18/3=6 とも一致する。


【各選択肢の解説】

1. 3
❌ 誤り。分母の定数項そのもの。正しくはこの3で分子・分母を割って標準形にし、K=18÷3=6。
2. 4
❌ 誤り。標準形 6/(1+4s)の時定数T(12÷3=4)。正しくはゲイン定数は分子側の6。
3. 6
✅ 正しい(=正答)。18÷3=6。標準形 6/(1+4s)のKで、定常ゲイン H(0)とも一致する。
4. 12
❌ 誤り。分母のsの係数そのもの。正しくは3で割ると時定数4になり、ゲイン定数は6。
5. 18
❌ 誤り。分子の係数そのもの。正しくは分母の定数項を1にそろえて 18÷3=6。

【試験対策ポイント】

  • 一次遅れ系の標準形:G(s)=K/(1+Ts)(K=ゲイン定数、T=時定数)
  • 分母が「as+b」なら分子・分母をbで割って定数項を1にする → ゲイン定数=分子÷b、時定数=a÷b
  • ゲイン定数はs=0を代入した値(定常ゲイン)でも求められる
  • 時定数T=ステップ応答が最終値の約63%に達するまでの時間
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