MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第64問

呼吸療法装置第34回午前

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第64問(呼吸療法装置)の正答は 4 です。人工鼻(HME=熱水分交換器)は患者の呼気の熱と水分を捕捉して吸気に戻す受動的加湿器。

問題
加温加湿器と比較して人工鼻が優れているのはどれか。 a.死腔がない。 b.気道出血時に適する。 c.過剰加湿にならない。 d.細菌汚染が少ない。 e.ネブライザとの併用に適する。
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:4番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:4番 — c、d

人工鼻(HME=熱水分交換器)は患者の呼気の熱と水分を捕捉して吸気に戻す受動的加湿器。加温加湿器と比べ、水を使わず過剰加湿にならず(c)、ディスポで細菌汚染が少ない(d)のが利点。c・dが正しく、その組合せは4番。


【各選択肢の解説】

a.死腔がない → ❌ 誤り。回路に挿入する分、むしろ死腔が増える。
b.気道出血時に適する → ❌ 誤り。血液・分泌物で目詰まりするため気道出血・多量分泌時は禁忌。
c.過剰加湿にならない → ✅ 正しい。呼気由来の水分を戻すだけなので過剰加湿が起こらない。
d.細菌汚染が少ない → ✅ 正しい。加湿用の水を使わず使い捨てのため汚染源が少ない。
e.ネブライザとの併用に適する → ❌ 誤り。薬液・エアロゾルでフィルタが濡れ閉塞するため併用は不適。

よって正しい記述はc・d → 組合せは4番が正答。

1. a、b ❌

2. a、e ❌

3. b、c ❌

4. c、d ✅

5. d、e ❌

【試験対策ポイント】

人工鼻(HME)の利点=水を使わない・過剰加湿なし・細菌汚染少・軽量安価。欠点=死腔増加・気道抵抗増加。禁忌=多量分泌物/気道出血/ネブライザ併用/低体温・脱水。加温加湿器は能動的で強力だが水の管理と汚染リスクがある。

📗 \ この分野をまとめて理解する /
「生体機能代行装置学」の国試ノート(要点整理・無料)
呼吸療法・体外循環・血液浄化の3装置の原理と管理を横断整理。
▶ 生体機能代行装置学ノートを無料で読む
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、臨床工学技士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク
\ この1問で終わりにしない /
臨床工学技士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
関連

▶ 第34回 全問一覧

▶ 呼吸療法装置 の過去問一覧

スポンサーリンク