MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第67問

呼吸療法装置第34回午前

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第67問(呼吸療法装置)の正答は 5 です。在宅NPPVはマスクを介した非侵襲的換気で、対象疾患はCOPDが最も多く(c)、重症の睡眠時無呼吸にも用いられ(d)、既に1万例以上の実績がある(e)。

問題
在宅での非侵襲的陽圧換気(NPPV)について正しいのはどれか。 a.気管切開孔に接続して用いる。 b.喀痰量が多くても用いることができる。 c.対象疾患として慢性閉塞性肺疾患(COPD)が最も多い。 d.重度の睡眠時無呼吸症候群では用いられる。 e.1 万例以上の症例において用いられている。
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — c、d、e

在宅NPPVはマスクを介した非侵襲的換気で、対象疾患はCOPDが最も多く(c)、重症の睡眠時無呼吸にも用いられ(d)、既に1万例以上の実績がある(e)。c・d・eが正しく組合せは5番。


【各選択肢の解説】

a.気管切開孔に接続して用いる → ❌ 誤り。気管切開孔に接続するのはTPPV(侵襲的)。NPPVはマスク(鼻・鼻口)で行う。
b.喀痰量が多くても用いることができる → ❌ 誤り。多量の喀痰・排痰困難はマスク下で誤嚥・閉塞のリスクとなり不適。
c.対象疾患としてCOPDが最も多い → ✅ 正しい。在宅NPPVはCOPD・慢性呼吸不全が主対象。
d.重度の睡眠時無呼吸症候群では用いられる → ✅ 正しい。CPAP無効例などでNPPV(BiPAP)を用いる。
e.1万例以上の症例において用いられている → ✅ 正しい。国内でも広く普及している。

よって正しい記述はc・d・e → 組合せは5番が正答。


【試験対策ポイント】

NPPV(非侵襲的陽圧換気)の適応=COPD急性増悪・慢性II型呼吸不全・心原性肺水腫・睡眠時無呼吸。禁忌/不適=意識障害・気道確保困難・多量分泌物・顔面外傷・循環不安定・自発呼吸なし。侵襲的(TPPV=気管挿管/切開)との違いが問われる。

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