MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第68問

呼吸療法装置第34回午前

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第68問(呼吸療法装置)の正答は 3 です。酸素はそれ自体は燃えない支燃性ガスだが火勢を強める。

問題
酸素療法の安全対策として正しいのはどれか。 a.慢性閉塞性肺疾患(COPD)の急性増悪時にはCO2 ナルコーシスの危険がある。 b.90%の酸素濃度で酸素中毒をきたす危険はない。 c.酸素は可燃性ガスである。 d.酸素ボンベは高温・直射日光を避けた場所に保管する。 e.液体酸素が漏れた場合、凍傷などを起こす危険性がある。
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — a、d、e

酸素はそれ自体は燃えない支燃性ガスだが火勢を強める。COPD急性増悪では高濃度酸素でCO2ナルコーシスの危険があり(a)、ボンベは高温・直射日光を避けて保管し(d)、液体酸素の漏れは凍傷を起こす(e)。a・d・eが正しく組合せは3番。


【各選択肢の解説】

a.COPDの急性増悪時にはCO2ナルコーシスの危険がある → ✅ 正しい。高濃度酸素で低酸素性呼吸ドライブが失われCO2が貯留する。
b.90%の酸素濃度で酸素中毒をきたす危険はない → ❌ 誤り。高濃度酸素の長時間投与は酸素中毒(肺障害・吸収性無気肺)を起こす。
c.酸素は可燃性ガスである → ❌ 誤り。酸素は自らは燃えない。他の物質の燃焼を助ける支燃性(助燃性)ガス。
d.酸素ボンベは高温・直射日光を避けた場所に保管する → ✅ 正しい。温度上昇で内圧が上がるため40℃以下で保管する。
e.液体酸素が漏れた場合、凍傷などを起こす危険性がある → ✅ 正しい。液体酸素は約−183℃で凍傷の危険がある。

よって正しい記述はa・d・e → 組合せは3番が正答。


【試験対策ポイント】

酸素の性質=支燃性(可燃性ではない)・無色無臭。火気厳禁。危険=CO2ナルコーシス(II型呼吸不全)・酸素中毒・吸収性無気肺・液体酸素の凍傷。ボンベ保管は40℃以下・直射日光/火気を避ける。

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