第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第68問
第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第68問(呼吸療法装置)の正答は 3 です。酸素は自らは燃えない支燃性ガスで、高濃度では酸素中毒の危険がある。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e ✓
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:3番
初回正答率 66.7%参考値
27人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
酸素は自らは燃えない支燃性ガスで、高濃度では酸素中毒の危険がある。COPD急性増悪のCO₂ナルコーシス(a)、ボンベの高温・直射日光を避けた保管(d)、液体酸素の凍傷(e)が正しい。
【各選択肢の解説】
a.慢性閉塞性肺疾患(COPD)の急性増悪時にはCO₂ナルコーシスの危険がある。
✅ 正しい。慢性的に高CO₂の患者に高濃度酸素を与えると換気が抑えられてCO₂がさらにたまり、意識障害に至る。低流量から始めて血液ガスを見ながら調節する。
b.90%の酸素濃度で酸素中毒をきたす危険はない。
❌ 誤り。正しくは、90%のような高濃度酸素を長く吸わせると酸素中毒(肺の障害)や吸収性無気肺を起こす危険がある。
c.酸素は可燃性ガスである。
❌ 誤り。正しくは、酸素は自らは燃えず、ほかの物の燃焼を強める支燃性(助燃性)ガス。だから酸素の近くでは火気厳禁。
d.酸素ボンベは高温・直射日光を避けた場所に保管する。
✅ 正しい。温度が上がると内圧が上がるため、容器は40℃以下に保つ(高圧ガス保安法)。
e.液体酸素が漏れた場合、凍傷などを起こす危険性がある。
✅ 正しい。液体酸素の沸点は約−183℃で、皮膚に触れると凍傷を起こす。
❌ 誤り。b・cは誤り。正しくはa・d・e。
❌ 誤り。bは誤り。正しくはa・d・e。
✅ 正しい(=正答)。3つとも正しい記述である。
❌ 誤り。b・cは誤り。正しくはa・d・e。
❌ 誤り。cは誤り。正しくはa・d・e。
【試験対策ポイント】
- 酸素=支燃性(可燃性ではない)。可燃性と取り違えさせるのが定番のひっかけ
- 酸素療法の危険=CO₂ナルコーシス・酸素中毒・吸収性無気肺・火災
- 容器は40℃以下・直射日光を避ける(高圧ガス保安法)/液体酸素は約−183℃で凍傷
この問題でつまずいた範囲は、ME国試ノート「生体機能代行装置学」でまとめて復習できます。呼吸療法・体外循環・血液浄化の3装置の原理と管理を横断整理。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ 「生体機能代行装置学」第1章を開く(買い切り850円)- 📚9年分・1,620問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化