第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第70問
体外循環・補助循環第34回午前
第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第70問(体外循環・補助循環)の正答は 3 です。成人の常温体外循環での至適灌流量は体表面積あたり約2.2〜2.5 L/分/m²、体重あたりでは約60〜80 mL/分/kg。
問題
人工心肺において、成人の至適灌流量[mL/分/kg]はどれか。
- 1. 10~ 20
- 2. 30~ 40
- 3. 60~ 80 ✓
- 4. 120~140
- 5. 160~200
正答:3番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 63.2%参考値
19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 60~ 80
成人の常温体外循環での至適灌流量は体表面積あたり約2.2〜2.5 L/分/m²、体重あたりでは約60〜80 mL/分/kg。安静時の心拍出量(成人約5 L/分)に見合う量である。
【各選択肢の解説】
1. 10~ 20
❌ 誤り。60 kgの成人で0.6〜1.2 L/分にしかならず、臓器への灌流が足りない。正しくは60〜80 mL/分/kg。
❌ 誤り。60 kgの成人で0.6〜1.2 L/分にしかならず、臓器への灌流が足りない。正しくは60〜80 mL/分/kg。
2. 30~ 40
❌ 誤り。60 kgで1.8〜2.4 L/分で、常温での至適量には足りない(深い低体温で代謝が落ちたときに下げる流量域)。正しくは60〜80 mL/分/kg。
❌ 誤り。60 kgで1.8〜2.4 L/分で、常温での至適量には足りない(深い低体温で代謝が落ちたときに下げる流量域)。正しくは60〜80 mL/分/kg。
3. 60~ 80
✅ 正しい(=正答)。60 kgで3.6〜4.8 L/分となり、成人の安静時心拍出量に近い。
✅ 正しい(=正答)。60 kgで3.6〜4.8 L/分となり、成人の安静時心拍出量に近い。
4. 120~140
❌ 誤り。60 kgで7.2〜8.4 L/分と過大で、血球の損傷や回路内圧の上昇を招く。正しくは60〜80 mL/分/kg。
❌ 誤り。60 kgで7.2〜8.4 L/分と過大で、血球の損傷や回路内圧の上昇を招く。正しくは60〜80 mL/分/kg。
5. 160~200
❌ 誤り。さらに過大である。正しくは60〜80 mL/分/kg(新生児・乳児は体重あたりの流量がより多い)。
❌ 誤り。さらに過大である。正しくは60〜80 mL/分/kg(新生児・乳児は体重あたりの流量がより多い)。
【試験対策ポイント】
- 成人の至適灌流量=約60〜80 mL/分/kg ≒ 2.2〜2.5 L/分/m²
- 低体温では代謝(酸素消費量)が下がるので流量を下げられる
- 体重あたりの流量は小児ほど多い
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