第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第73問
第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第73問(体外循環・補助循環)の正答は 5 です。VV-ECMO(静脈-静脈)では脱血と送血の血液が混じる再循環が起こりうる(d)。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e ✓
正答:5番
VV-ECMO(静脈-静脈)では脱血と送血の血液が混じる再循環が起こりうる(d)。PCPSはVA-ECMO(静脈-動脈)と同じ回路構成である(e)。d・eが正しく組合せは5番。
【各選択肢の解説】
a.動脈-静脈ECMO方式が主流である → ❌ 誤り。主流はVV(静脈-静脈)とVA(静脈-動脈)。動脈-静脈は用いない。
b.心機能の低下が高度の場合には静脈-静脈バイパスを採用する → ❌ 誤り。心補助が必要な高度心機能低下ではVA(静脈-動脈)を用いる。VVは呼吸補助のみ。
c.静脈-動脈ECMOでは高流量になるほど左心室の後負荷は減少する → ❌ 誤り。VAは大動脈へ逆行性送血するため高流量ほど左室後負荷は増加する。
d.静脈-静脈ECMOでは送血と脱血の間の再循環が生じうる → ✅ 正しい。同じ静脈系に送脱血するため一部が再循環する。
e.PCPSと静脈-動脈ECMOは同じ回路構成である → ✅ 正しい。PCPS=経皮的心肺補助でVA-ECMOと同一構成。
よって正しい記述はd・e → 組合せは5番が正答。
【試験対策ポイント】
VV-ECMO=呼吸補助(肺の代替。心機能は保たれている前提)。VA-ECMO=PCPS=呼吸+循環補助(心停止・心原性ショック)。VAの弱点=左室後負荷増加(→左室拡張・肺うっ血、IABPやベントで対処)。VVの弱点=再循環(カニューレ位置で調整)。
この問題でつまずいた範囲は、ME国試ノート「生体機能代行装置学」でまとめて復習できます。呼吸療法・体外循環・血液浄化の3装置の原理と管理を横断整理。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ 「生体機能代行装置学」のノートを開く(無料)- 📚9年分・1,620問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化