MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第74問

血液浄化療法装置第34回午前

第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第74問(血液浄化療法装置)の正答は 4 です。血液透析で積極的に除去すべきは、尿毒素である尿素(b)、貯留すると骨・血管障害を招くリン(c)、透析アミロイドーシスの原因となるβ2-ミクログロブリン(d)。

問題
血液透析によって積極的に除去すべき成分はどれか。 a.アミノ酸 b.尿 素 c.リ ン d.b 2 -ミクログロブリン e.アルブミン
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — b、c、d

血液透析で積極的に除去すべきは、尿毒素である尿素(b)、貯留すると骨・血管障害を招くリン(c)、透析アミロイドーシスの原因となるβ2-ミクログロブリン(d)。アミノ酸・アルブミンは失ってはならない栄養素。b・c・dが正しく組合せは4番。


【各選択肢の解説】

a.アミノ酸 → ❌ 誤り。栄養成分であり、除去すると低栄養を招くため除去対象ではない。
b.尿素 → ✅ 正しい。代表的な尿毒素で、除去の指標(Kt/V, URR)にも使われる。
c.リン → ✅ 正しい。高リン血症は二次性副甲状腺機能亢進・血管石灰化を招くため除去すべき。
d.β2-ミクログロブリン → ✅ 正しい。長期透析で蓄積し透析アミロイドーシス(手根管症候群等)の原因。中分子除去が重要。
e.アルブミン → ❌ 誤り。喪失すると低アルブミン血症を招くため保持すべき成分。

よって正しい記述はb・c・d → 組合せは4番が正答。


【試験対策ポイント】

除去すべき尿毒素=尿素・クレアチニン・リン・カリウム・β2-MG(中分子)。保持すべき=アルブミン・アミノ酸・糖・必要な電解質。溶質除去は小分子=拡散(尿素)、中〜大分子=濾過(β2-MG)が効く。透析量の指標=Kt/V

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