第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第75問
血液浄化療法装置第34回午前
第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第75問(血液浄化療法装置)の正答は 1 です。ダイアライザでは血液と透析液を向流(逆向き)に流し、膜の全長で濃度差を保って拡散の効率を上げる。
問題
血液透析の回路構成として適切でないのはどれか。
- 1. 中空糸型ダイアライザ内で血液と透析液を並流になるよう流した。 ✓
- 2. 抗凝固薬注入ラインを血液ポンプの下流側に設置した。
- 3. 生理食塩液の注入ラインを血液ポンプの上流側に設置した。
- 4. 返血側ドリップチャンバ上部から圧ラインを引いた。
- 5. 返血側ドリップチャンバの下流側に気泡検知器を設置した。
正答:1番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 61.9%参考値
21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 中空糸型ダイアライザ内で血液と透析液を並流になるよう流した。
ダイアライザでは血液と透析液を向流(逆向き)に流し、膜の全長で濃度差を保って拡散の効率を上げる。並流にすると出口に向かって濃度差が小さくなり効率が落ちるため、1が適切でない。
【各選択肢の解説】
1. 中空糸型ダイアライザ内で血液と透析液を並流になるよう流した。
❌ 適切でない(=正答)。正しくは、血液と透析液を向流にして膜の全長で濃度差を保つ。
❌ 適切でない(=正答)。正しくは、血液と透析液を向流にして膜の全長で濃度差を保つ。
2. 抗凝固薬注入ラインを血液ポンプの下流側に設置した。
✅ 適切。ポンプより上流(脱血側)は陰圧で、注入ラインから空気を引き込んだり注入量が不安定になったりするため、陽圧になる下流側に設ける。
✅ 適切。ポンプより上流(脱血側)は陰圧で、注入ラインから空気を引き込んだり注入量が不安定になったりするため、陽圧になる下流側に設ける。
3. 生理食塩液の注入ラインを血液ポンプの上流側に設置した。
✅ 適切。陰圧になる上流側から生理食塩液を回路に引き込めるので、プライミングや補液・返血に使える。
✅ 適切。陰圧になる上流側から生理食塩液を回路に引き込めるので、プライミングや補液・返血に使える。
4. 返血側ドリップチャンバ上部から圧ラインを引いた。
✅ 適切。チャンバ上部の空気層からラインを引いて静脈圧を測る。血液がラインに入りにくい。
✅ 適切。チャンバ上部の空気層からラインを引いて静脈圧を測る。血液がラインに入りにくい。
5. 返血側ドリップチャンバの下流側に気泡検知器を設置した。
✅ 適切。患者に戻る直前で空気を検知し、血液ポンプ停止と静脈側クランプで空気の流入を防ぐ。
✅ 適切。患者に戻る直前で空気を検知し、血液ポンプ停止と静脈側クランプで空気の流入を防ぐ。
【試験対策ポイント】
| 部品 | 置く場所 |
|---|---|
| 生理食塩液ライン | 血液ポンプの上流(脱血側) |
| 抗凝固薬ライン | 血液ポンプの下流 |
| 静脈圧ライン | 返血側ドリップチャンバの上部 |
| 気泡検知器 | 返血側ドリップチャンバの下流(患者寄り) |
| 血液と透析液の向き | 向流 |
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