第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第76問
血液浄化療法装置第34回午前
第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第76問(血液浄化療法装置)の正答は 4 です。ECUMは透析液も補充液も使わず、膜を通して余分な水分を限外濾過で抜くだけの方法なので、液の補充を必要としない。
問題
液の補充を必要としない治療はどれか。
- 1. 血液濾過(HF)
- 2. 単純血漿交換(Pex)
- 3. 血液透析濾過(HDF)
- 4. 体外限外濾過法(ECUM) ✓
- 5. 二重濾過血漿分離交換法(DFPP)
正答:4番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 63.6%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 体外限外濾過法(ECUM)
ECUMは透析液も補充液も使わず、膜を通して余分な水分を限外濾過で抜くだけの方法なので、液の補充を必要としない。ほかはいずれも抜いた濾液や血漿の分を補充液で置き換える。
【各選択肢の解説】
1. 血液濾過(HF)
❌ 誤り。正しくは、大量に濾過して溶質を除き、その分を補充液で置換するため補充が必要。
❌ 誤り。正しくは、大量に濾過して溶質を除き、その分を補充液で置換するため補充が必要。
2. 単純血漿交換(Pex)
❌ 誤り。正しくは、分離した患者の血漿を捨て、同じ量を新鮮凍結血漿やアルブミン液で補充する。
❌ 誤り。正しくは、分離した患者の血漿を捨て、同じ量を新鮮凍結血漿やアルブミン液で補充する。
3. 血液透析濾過(HDF)
❌ 誤り。正しくは、透析(拡散)に濾過を加えた方法で、濾過した分を補充液で補う必要がある。
❌ 誤り。正しくは、透析(拡散)に濾過を加えた方法で、濾過した分を補充液で補う必要がある。
4. 体外限外濾過法(ECUM)
✅ 正しい(=正答)。除水だけが目的で、抜いた水分を戻す必要がないため補充液が要らない。溢水や心不全の除水に使う。
✅ 正しい(=正答)。除水だけが目的で、抜いた水分を戻す必要がないため補充液が要らない。溢水や心不全の除水に使う。
5. 二重濾過血漿分離交換法(DFPP)
❌ 誤り。正しくは、分離した血漿を2つめの膜で分け、大きな分子を捨てる際に失うアルブミンをアルブミン液で補充する。
❌ 誤り。正しくは、分離した血漿を2つめの膜で分け、大きな分子を捨てる際に失うアルブミンをアルブミン液で補充する。
【試験対策ポイント】
| 治療 | 補充液 | 主な原理 |
|---|---|---|
| ECUM | 不要 | 限外濾過(除水のみ) |
| HD | 不要 | 拡散 |
| HF | 必要 | 濾過 |
| HDF | 必要 | 拡散+濾過 |
| Pex | 必要(FFP・アルブミン) | 血漿の入れ替え |
| DFPP | 必要(アルブミン) | 血漿の二重濾過 |
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