MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第7問

人体の構造と機能第34回午後

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第7問(人体の構造と機能)の正答は 4 です。刺激伝導系の正常な解剖・生理と心電図波形の意味を問う。

問題
心臓の刺激伝導系と心電図について正しいのはどれか。 a.洞房結節と房室結節の間にヒス束がある。 b.プルキンエ線維は主に心室筋の収縮を担う。 c.P 波は心房筋の興奮を表す。 d.心房細動ではP 波を認めない。 e.QRS 波とともに拡張期が始まる。
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — b、c、d

刺激伝導系の正常な解剖・生理と心電図波形の意味を問う。正しい記述はb・c・dで、その組合せの4番が正答。


【各選択肢の解説】

a.洞房結節と房室結節の間にヒス束がある。
❌ 誤り。ヒス束は房室結節の下流にある(洞房結節→心房→房室結節→ヒス束→脚→プルキンエ線維)。

b.プルキンエ線維は主に心室筋の収縮を担う。
✅ 正しい。刺激を心室筋へ速く伝え、心室収縮をもたらす。

c.P波は心房筋の興奮を表す。
✅ 正しい。P波=心房の脱分極(興奮)。

d.心房細動ではP波を認めない。
✅ 正しい。P波の代わりに不規則なf波(細動波)となる。

e.QRS波とともに拡張期が始まる。
❌ 誤り。QRS波(心室脱分極)に続いて収縮期が始まる。拡張期はT波後。

よって正しい記述はb・c・d → 組合せは4番が正答。


【試験対策ポイント】

刺激伝導系: 洞房結節→(心房)→房室結節→ヒス束→左右脚→プルキンエ線維。心電図: P波=心房興奮、QRS=心室興奮(収縮期開始)、T波=心室再分極。心房細動=P波消失・f波・RR不整。

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