第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第12問
第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第12問(内分泌・代謝系)の正答は 2 です。低血圧になるのは、循環血液量が減る(脱水)・副腎皮質ホルモンが足りない(アジソン病)・心臓が広がれない(心タンポナーデ)の3つ。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e ✓
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:2番
初回正答率 81.3%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
低血圧になるのは、循環血液量が減る(脱水)・副腎皮質ホルモンが足りない(アジソン病)・心臓が広がれない(心タンポナーデ)の3つ。褐色細胞腫と原発性アルドステロン症はホルモン過剰による高血圧の代表である。
【各選択肢の解説】
a.脱水
✅ 正しい。体液が失われて循環血液量が減り、心拍出量が落ちて血圧が下がる。
b.アジソン病
✅ 正しい。副腎皮質の機能低下でアルドステロンとコルチゾールが不足し、Na・水が失われて低血圧・低Na血症・高K血症になる。
c.褐色細胞腫
❌ 誤り。正しくは、カテコールアミンが過剰に分泌され、発作性または持続性の高血圧を来す。
d.原発性アルドステロン症
❌ 誤り。正しくは、アルドステロン過剰でNaと水が貯留し、高血圧と低K血症を来す。
e.心タンポナーデ
✅ 正しい。心膜腔にたまった液体が心臓を圧迫して拡張期に心室が広がれず、心拍出量が落ちて血圧が下がる(閉塞性ショック)。
❌ 誤り。cが誤り。正しくはa・b・eの組合せ。
✅ 正しい(=正答)。含まれる記述がすべて正しい。
❌ 誤り。dが誤り。正しくはa・b・eの組合せ。
❌ 誤り。c・dが誤り。正しくはa・b・eの組合せ。
❌ 誤り。c・dが誤り。正しくはa・b・eの組合せ。
【試験対策ポイント】
| 病態 | 血圧 | しくみ |
|---|---|---|
| 褐色細胞腫 | 高い | カテコールアミン過剰 |
| 原発性アルドステロン症 | 高い | Na・水の貯留 |
| クッシング症候群 | 高い | コルチゾール過剰 |
| アジソン病 | 低い | 副腎皮質ホルモン不足 |
| 脱水・出血 | 低い | 循環血液量の減少 |
| 心タンポナーデ | 低い | 心室の拡張障害 |
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