MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第17問

腎・泌尿器・生殖器系第34回午後

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第17問(腎・泌尿器・生殖器系)の正答は 5 です。尿路結石は結石そのものと尿路の通過障害(水腎症)を見る検査で診断・治療方針を決める。

問題
尿路結石の診断や治療適応の判断に用いられない画像検査はどれか。
  1. 1. 腹部超音波検査
  2. 2. 単純X 線検査
  3. 3. 点滴静注腎盂造影法
  4. 4. 腹部CT 検査
  5. 5. 腎動脈造影法 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 12.5%参考値

16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 腎動脈造影法

尿路結石は結石そのものと尿路の通過障害(水腎症)を見る検査で診断・治療方針を決める。腎動脈造影は腎臓の血管を見る検査で、結石の評価には用いない。


【各選択肢の解説】

1. 腹部超音波検査
❌ 誤り。正しくは用いられる。被曝がなく、結石の音響陰影と水腎症を確認できる。
2. 単純X 線検査
❌ 誤り。正しくは用いられる。腎・尿管・膀胱部の単純撮影(KUB)でカルシウムを含む結石が写り、大きさ・位置の経過を追える。
3. 点滴静注腎盂造影法
❌ 誤り。正しくは用いられる。造影剤が尿路に排泄される像から、結石の位置と尿の通過障害の程度がわかる。
4. 腹部CT 検査
❌ 誤り。正しくは用いられる。単純CTはX線写真に写りにくい尿酸結石も描出でき、結石の大きさ・位置の評価に最も有用。
5. 腎動脈造影法
✅ 正しい(=正答)。腎動脈にカテーテルで造影剤を入れて血管を写す検査で、腎動脈狭窄や腎腫瘍・血管奇形などの血管病変の評価に用いる。結石の診断・治療適応の判断には用いない。

【試験対策ポイント】

検査尿路結石での役割
単純CT結石の描出に最も優れる
単純X線(KUB)カルシウム結石の経過観察
超音波被曝なし・水腎症の確認
静脈性腎盂造影結石の位置と通過障害
腎動脈造影用いない(血管病変の検査)

ひっかけ=「造影」という語が並ぶが、尿路を写すか血管を写すかで分ける。

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