MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第28問

生体物理・化学現象の計測第34回午後

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第28問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 5 です。オシロメトリック法は、カフを減圧しながら動脈の拍動でカフ圧に乗る圧振動の振幅を記録する。

問題
オシロメトリック法による血圧測定で正しいのはどれか。
  1. 1. 最低血圧は測定できない。
  2. 2. 圧振動の周波数から算出する。
  3. 3. 不整脈は計測誤差の原因とならない。
  4. 4. 最高血圧以上では圧振動は検出されない。
  5. 5. 平均血圧付近で圧振動の振幅が最大となる。 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 66.7%参考値

15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 平均血圧付近で圧振動の振幅が最大となる。

オシロメトリック法は、カフを減圧しながら動脈の拍動でカフ圧に乗る圧振動の振幅を記録する。振幅が最大になるカフ圧が平均血圧に当たり、そこから一定のアルゴリズムで最高・最低血圧を求める。


【各選択肢の解説】

1. 最低血圧は測定できない。
❌ 誤り。正しくは、振幅の変化の曲線から最低血圧も求められる(最高・平均・最低の3つが得られる)。
2. 圧振動の周波数から算出する。
❌ 誤り。正しくは、周波数ではなく圧振動の振幅の変化から算出する。
3. 不整脈は計測誤差の原因とならない。
❌ 誤り。正しくは、不整脈では拍ごとの振幅がばらつくため、誤差の原因となる。体動も誤差の原因になる。
4. 最高血圧以上では圧振動は検出されない。
❌ 誤り。正しくは、最高血圧より高いカフ圧でも、カフの上流側の拍動が伝わって小さな圧振動は検出される。
5. 平均血圧付近で圧振動の振幅が最大となる。
✅ 正しい(=正答)。カフ圧が平均血圧と等しいとき血管壁内外の圧差が最も小さくなり、拍動による血管容積の変化が最大になるため振幅が最大となる。

【試験対策ポイント】

方法検出するもの直接決まる値
オシロメトリック法カフの圧振動の振幅平均血圧(振幅最大点)
コロトコフ音法(聴診法)血管音音の出現=最高、消失=最低
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