MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第28問

生体物理・化学現象の計測第34回午後

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第28問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 5 です。オシロメトリック法はカフ減圧中の動脈壁の圧振動(脈波)の振幅を解析する。

問題
オシロメトリック法による血圧測定で正しいのはどれか。
  1. 1. 最低血圧は測定できない。
  2. 2. 圧振動の周波数から算出する。
  3. 3. 不整脈は計測誤差の原因とならない。
  4. 4. 最高血圧以上では圧振動は検出されない。
  5. 5. 平均血圧付近で圧振動の振幅が最大となる。

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — 平均血圧付近で圧振動の振幅が最大となる。

オシロメトリック法はカフ減圧中の動脈壁の圧振動(脈波)の振幅を解析する。振幅が最大となる圧が平均血圧に相当し、そこから最高・最低血圧を推定する。5が設問の答え。


【各選択肢の解説】

1. 最低血圧は測定できない。
❌ 誤り。振幅変化のアルゴリズムから最低血圧も推定できる。
2. 圧振動の周波数から算出する。
❌ 誤り。周波数ではなく圧振動の振幅の変化から算出する。
3. 不整脈は計測誤差の原因とならない。
❌ 誤り。不整脈では拍ごとの振幅が乱れ、誤差の原因となる。
4. 最高血圧以上では圧振動は検出されない。
❌ 誤り。最高血圧を超えるカフ圧でも微小な振動は検出される。
5. 平均血圧付近で圧振動の振幅が最大となる。
✅ 正しい(これが答え)。最大振幅点が平均血圧に対応する。

【試験対策ポイント】

オシロメトリック法=振幅最大点が平均血圧、そこから比率で収縮期・拡張期を推定(自動血圧計の原理)。コロトコフ法(聴診)は音の出現=収縮期、消失=拡張期。不整脈・体動で誤差。非観血血圧計測の代表。

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