MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第30問

医用画像計測第34回午後

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第30問(医用画像計測)の正答は 3 です。医用サーモグラフは体表から放射される赤外線を検出して温度分布を画像化する(受動的測定)。

問題
医用サーモグラフについて正しいのはどれか。 a.赤外線を照射して体温を計測する。 b.光量子型検出器は赤外線検出器として用いられている。 c.ステファン・ボルツマンの法則から温度を求めている。 d.深部の温度分布がわかる。 e.温度分解能は1℃である。
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — b、c

医用サーモグラフは体表から放射される赤外線を検出して温度分布を画像化する(受動的測定)。検出器には光量子型が用いられ、温度はステファン・ボルツマンの法則(放射エネルギー∝絶対温度の4乗)から求める。正しい記述はb・cで3番が正答。


【各選択肢の解説】

a.赤外線を照射して体温を計測する。
❌ 誤り。照射はせず、体表から放射される赤外線を受動的に検出する。

b.光量子型検出器は赤外線検出器として用いられている。
✅ 正しい。量子型(光量子型)検出器と熱型検出器が用いられる。

c.ステファン・ボルツマンの法則から温度を求めている。
✅ 正しい。放射エネルギーは絶対温度の4乗に比例する法則を利用。

d.深部の温度分布がわかる。
❌ 誤り。得られるのは体表面の温度分布のみ。

e.温度分解能は1℃である。
❌ 誤り。温度分解能は0.1℃程度と高感度。

よって正しい記述はb・c → 組合せは3番が正答。


【試験対策ポイント】

サーモグラフ=体表の放射赤外線を検出→温度分布を画像化(受動・非接触)。原理はステファン・ボルツマンの法則。検出器=量子型/熱型。分解能は約0.1℃。深部温度は測れない点が頻出のひっかけ。

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