MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第35問

各種治療機器第34回午後

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第35問(各種治療機器)の正答は 3 です。経皮的冠動脈インターベンション(PCI)では、狭窄部でバルーンを10気圧前後で拡張する。

問題
冠動脈インターベンション治療について正しいのはどれか。
  1. 1. 治療中の冠動脈造影は不要である。
  2. 2. 治療中の血管内超音波診断装置の使用は禁忌である。
  3. 3. バルーン拡張圧は10 気圧程度である。 ✓
  4. 4. ステント留置後の再狭窄はない。
  5. 5. 補助循環装置の待機は不要である。

正答:3番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 78.9%参考値

19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — バルーン拡張圧は10気圧程度である。

経皮的冠動脈インターベンション(PCI)では、狭窄部でバルーンを10気圧前後で拡張する。他の肢は「不要」「禁忌」「ない」と言い切る形で、PCIの実際と逆。


【各選択肢の解説】

1. 治療中の冠動脈造影は不要である。
❌ 誤り。正しくは治療中も冠動脈造影を繰り返し、病変の位置・ガイドワイヤやバルーンの位置・拡張後の結果を確かめる。
2. 治療中の血管内超音波診断装置の使用は禁忌である。
❌ 誤り。正しくは血管内超音波(IVUS)は治療中に使われ、血管径・プラークの性状・ステントの拡張具合の評価に役立つ。
3. バルーン拡張圧は10気圧程度である。
✅ 正しい(=正答)。バルーンは拡張圧ごとの径が決まっており、通常は10気圧前後で拡張し、必要に応じ高圧で追加拡張する。
4. ステント留置後の再狭窄はない。
❌ 誤り。正しくはステント留置後も新生内膜の増殖などで再狭窄は起こりうる。薬剤溶出性ステントで減らせるがゼロではない。
5. 補助循環装置の待機は不要である。
❌ 誤り。正しくは冠動脈解離・閉塞などの急変に備え、IABPやPCPSなどの補助循環装置を待機させる。

【試験対策ポイント】

  • PCIの流れ:冠動脈造影 → ガイドワイヤ → バルーン拡張(10気圧前後) → ステント留置
  • 画像:冠動脈造影+IVUS(血管内超音波)
  • 再狭窄対策=薬剤溶出性ステント/急変対策=IABP・PCPSの待機
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