MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第37問

各種治療機器第34回午後

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第37問(各種治療機器)の正答は 3 です。気腹には二酸化炭素を用い、器具はトロッカを介して挿入、静脈うっ滞などで肺血栓塞栓症のリスクがある――これらが正しく、組合せは3番。

問題
腹部内視鏡外科手術において正しいのはどれか。 a.気腹に二酸化炭素を用いる。 b.気腹により静脈還流は増加する。 c.硬性鏡は使用できない。 d.トロッカを介して器具を挿入する。 e.肺血栓塞栓症のリスクがある。
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — a、d、e

気腹には二酸化炭素を用い、器具はトロッカを介して挿入、静脈うっ滞などで肺血栓塞栓症のリスクがある――これらが正しく、組合せは3番。


【各選択肢の解説】

a. 気腹に二酸化炭素を用いる
✅ 正しい。不燃性で血中に溶けやすく塞栓リスクが低いCO2を用いる。
b. 気腹により静脈還流は増加する
❌ 誤り。気腹圧で下大静脈が圧迫され静脈還流は減少する。
c. 硬性鏡は使用できない
❌ 誤り。腹腔鏡手術では硬性鏡を用いる。
d. トロッカを介して器具を挿入する
✅ 正しい。腹壁に留置したトロッカ(ポート)から鉗子・鏡を挿入。
e. 肺血栓塞栓症のリスクがある
✅ 正しい。気腹・体位・静脈うっ滞で深部静脈血栓→肺塞栓のリスクがある。

よって正しい記述はa・d・e → 組合せは3番が正答。

1. a,b,c ❌ 2. a,b,e ❌ 3. a,d,e ✅正答 4. b,c,d ❌ 5. c,d,e ❌

【試験対策ポイント】

腹腔鏡(内視鏡外科):気腹=CO2(8〜12mmHg程度)、硬性鏡+トロッカ。合併症=気腹による静脈還流低下・高CO2血症・肺血栓塞栓症(VTE)

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