MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第38問

医用機器の安全管理第34回午後

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第38問(医用機器の安全管理)の正答は 3 です。事故後のリスクマネジメントは状況把握 → 原因分析 → 再発防止策 → 事後評価の流れで仕組みを直すもので、個人の責任追及は目的にしない。

問題
事故が発生した場合のリスクマネジメントのあり方として適切でないのはどれか。
  1. 1. 状況の把握
  2. 2. 原因の分析
  3. 3. 責任の追及 ✓
  4. 4. 再発防止策の立案
  5. 5. 対処策の事後評価

正答:3番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 82.4%参考値

17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 責任の追及

事故後のリスクマネジメントは状況把握 → 原因分析 → 再発防止策 → 事後評価の流れで仕組みを直すもので、個人の責任追及は目的にしない。責任追及を前に出すと報告が出にくくなり、再発防止の材料が集まらなくなる(適切でないものを問う設問)。


【各選択肢の解説】

1. 状況の把握
✅ 適切。まず患者の安全を確保し、何が・いつ・どう起きたかの事実を正確に集める。
2. 原因の分析
✅ 適切。根本原因分析(RCA)などで、人だけでなく機器・手順・環境の要因まで掘り下げる。
3. 責任の追及
❌ 適切でない(=正答)。正しくは個人を責めるのではなく、事故を起こした仕組み(システム)の問題として原因を分析し、再発防止につなげる。
4. 再発防止策の立案
✅ 適切。分析した原因に対して、手順の見直し・機器の改善・教育などの具体策を立てる。
5. 対処策の事後評価
✅ 適切。実施した対策が効いているかを評価し、必要なら見直す(PDCAサイクル)。

【試験対策ポイント】

  • 医療安全の前提=「人は誤りを犯す」→ 個人でなくシステムで防ぐ
  • 事故後の流れ:状況把握 → 原因分析 → 再発防止策の立案 → 実施 → 事後評価
  • インシデント報告は責任追及に使わない=報告を集めるため
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