第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第45問
医用機器の安全管理第34回午後
第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第45問(医用機器の安全管理)の正答は 5 です。医用テレメータの送信機は特定小電力無線局で、送信出力の上限が電波法令で決まっており、上げて受信範囲を広げることはできない。
問題
電磁環境について誤っているのはどれか。
- 1. ME 機器に対する携帯電話の推奨離隔距離は1 m である。
- 2. 携帯電話は受信状態がよい場合に送信出力が小さくなる。
- 3. 無線LAN に影響を及ぼすME 機器がある。
- 4. 医用テレメータは近隣病院との混信がありうる。
- 5. 医用テレメータの受信範囲を広げるには送信機の送信出力を上げる。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 35.3%参考値
17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 医用テレメータの受信範囲を広げるには送信機の送信出力を上げる。
医用テレメータの送信機は特定小電力無線局で、送信出力の上限が電波法令で決まっており、上げて受信範囲を広げることはできない。受信範囲は受信アンテナの増設・配置で広げる(誤りを問う設問)。
【各選択肢の解説】
1. ME機器に対する携帯電話の推奨離隔距離は1 mである。
✅ 正しい。電波環境協議会の指針(2014年)は、携帯電話端末をME機器から1 m程度離すことを目安としている。
✅ 正しい。電波環境協議会の指針(2014年)は、携帯電話端末をME機器から1 m程度離すことを目安としている。
2. 携帯電話は受信状態がよい場合に送信出力が小さくなる。
✅ 正しい。基地局との通信状態に応じて送信出力を自動で調整し、電波状態がよいと出力を下げる。逆に電波が弱い場所では出力が上がり、ME機器への影響が大きくなる。
✅ 正しい。基地局との通信状態に応じて送信出力を自動で調整し、電波状態がよいと出力を下げる。逆に電波が弱い場所では出力が上がり、ME機器への影響が大きくなる。
3. 無線LANに影響を及ぼすME機器がある。
✅ 正しい。電気メスなど強い電磁ノイズを出すME機器は、無線LANの通信を妨げることがある。
✅ 正しい。電気メスなど強い電磁ノイズを出すME機器は、無線LANの通信を妨げることがある。
4. 医用テレメータは近隣病院との混信がありうる。
✅ 正しい。テレメータの電波は建物の外へも届くため、近くの病院が同じ周波数(チャネル)を使っていると混信しうる。
✅ 正しい。テレメータの電波は建物の外へも届くため、近くの病院が同じ周波数(チャネル)を使っていると混信しうる。
5. 医用テレメータの受信範囲を広げるには送信機の送信出力を上げる。
❌ 誤り(=正答)。正しくは送信出力は法令の上限があり上げられないので、受信アンテナを増設・適切に配置して受信範囲を広げる。
❌ 誤り(=正答)。正しくは送信出力は法令の上限があり上げられないので、受信アンテナを増設・適切に配置して受信範囲を広げる。
【試験対策ポイント】
- 医用テレメータ=特定小電力無線局(送信出力は法令で上限)→ 受信範囲はアンテナ側で確保
- 混信対策=チャネル管理(院内・近隣病院とのチャネル重複を避ける)
- 携帯電話:ME機器から1 m程度離す・電波が弱い場所ほど送信出力が大きい
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