MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第62問

システム工学第34回午後

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第62問(システム工学)の正答は 4 です。並列部は後ろの加え合わせ点でG₁が+、G₂が-なのでG=G₁-G₂。

問題
図のブロック線図における全体の伝達関数はどれか。
第34回午後第62問 図
  1. 1. (G₁+G₂)/(1-G₁-G₂)
  2. 2. (G₁-G₂)/(1-G₁-G₂)
  3. 3. (G₁-G₂)/(1-G₁+G₂)
  4. 4. (G₁-G₂)/(1+G₁-G₂) ✓
  5. 5. (G₁+G₂)/(1+G₁+G₂)

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 46.2%参考値

13人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — (G₁-G₂)/(1+G₁-G₂)

並列部は後ろの加え合わせ点でG₁が+、G₂が-なのでG=G₁-G₂。出力はそのまま入口の加え合わせ点に-で戻る負帰還(H=1)なので、全体はG/(1+G)。


【各選択肢の解説】

図の読み方:
① 入口の加え合わせ点:入力が+、帰還(出力から直結)が-
② 並列部:G₁の出力が+、G₂の出力が- → 前向き要素G=G₁-G₂
③ 負帰還の公式G/(1+GH)にH=1、G=G₁-G₂を入れる

1. (G₁+G₂)/(1-G₁-G₂)
❌ 誤り。G₂の-を+とし、帰還も正帰還の形にしている。正しくは(G₁-G₂)/(1+G₁-G₂)。
2. (G₁-G₂)/(1-G₁-G₂)
❌ 誤り。分子はG₁-G₂だが、分母のG₂の符号が分子と合わず、帰還も正帰還の形。正しくは分母が1+(G₁-G₂)。
3. (G₁-G₂)/(1-G₁+G₂)
❌ 誤り。分母が1-(G₁-G₂)=正帰還の形。正しくは、図は-で戻す負帰還なので分母は1+G₁-G₂。
4. (G₁-G₂)/(1+G₁-G₂)
✅ 正しい(=正答)。出力Yについて、Y=(G₁-G₂)(X-Y)を解くとY/X=(G₁-G₂)/(1+G₁-G₂)となる。
5. (G₁+G₂)/(1+G₁+G₂)
❌ 誤り。負帰還の形は合っているが、G₂の-を+としている。正しくは前向き要素がG₁-G₂。

【試験対策ポイント】

結合合成後
直列G₁G₂
並列G₁±G₂(加え合わせ点の符号どおり)
負帰還G/(1+GH)
正帰還G/(1-GH)
  • 帰還路にブロックが無ければH=1
  • ひっかけ:並列部の-と帰還の-の2か所の符号を必ず別々に確かめる
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