MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第68問

呼吸療法装置第34回午後

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第68問(呼吸療法装置)の正答は 2 です。高気圧酸素治療の「加圧時」(圧が上がる過程)に生じるのはスクイーズ(圧挫)性の障害で、鼓膜障害(a)と副鼻腔スクイーズ(e)。

問題
高気圧酸素治療の加圧時に生じる合併症はどれか。 a.鼓膜障害 b.腸管破裂 c.皮下気腫 d.肺の過膨張症候群 e.副鼻腔スクイーズ
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — a、e

高気圧酸素治療の「加圧時」(圧が上がる過程)に生じるのはスクイーズ(圧挫)性の障害で、鼓膜障害(a)と副鼻腔スクイーズ(e)。よって組合せは2番。腸管破裂・肺過膨張・皮下気腫は「減圧時」の膨張性障害。


【各選択肢の解説】

a.鼓膜障害 → ✅ 正しい。加圧時、中耳のスクイーズで鼓膜が障害される。
b.腸管破裂 → ❌ 誤り。減圧時に腸管内ガスが膨張して起こる。
c.皮下気腫 → ❌ 誤り。減圧時(気体膨張)に生じる。
d.肺の過膨張症候群 → ❌ 誤り。減圧時に肺内ガスが膨張して起こる。
e.副鼻腔スクイーズ → ✅ 正しい。加圧時の副鼻腔の圧挫(スクイーズ)。

よって加圧時の合併症はa・e → その組合せを持つ選択肢は2番が正答。


【試験対策ポイント】

高気圧酸素治療の圧外傷:

時期病態
加圧時スクイーズ(圧挫)鼓膜障害・副鼻腔スクイーズ
減圧時膨張(過膨張)腸管破裂・肺過膨張症候群・皮下気腫・気胸

ボイルの法則(PV一定)で、加圧=体積縮小(スクイーズ)、減圧=体積膨張と整理して覚える。

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