MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第74問

体外循環・補助循環第34回午後

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第74問(体外循環・補助循環)の正答は 3 です。動脈フィルタは約40μmで気泡・微小塞栓を捕捉し、バブルトラップより目が細かい。

問題
人工心肺を用いた体外循環中の安全管理で正しいのはどれか。
  1. 1. レベルセンサには磁気センサが用いられている。
  2. 2. レベルセンサはエアトラップ(バブルトラップ)に取り付ける。
  3. 3. フィルタのサイズは動脈フィルタの方がバブルトラップより目が細かい。
  4. 4. 閉鎖回路では気泡流入の可能性はない。
  5. 5. エアブロックとは送血回路が空気で満たされ送血が止まることをいう。

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — フィルタのサイズは動脈フィルタの方がバブルトラップより目が細かい。

動脈フィルタは約40μmで気泡・微小塞栓を捕捉し、バブルトラップより目が細かい。よって3番が正しい。


【各選択肢の解説】

1. レベルセンサには磁気センサが用いられている。
❌ 誤り。静電容量式・超音波(光学)式が用いられる。
2. レベルセンサはエアトラップ(バブルトラップ)に取り付ける。
❌ 誤り。貯血槽(リザーバ)の液面に取り付け、低液面を検出して空気吸い込みを防ぐ。
3. フィルタのサイズは動脈フィルタの方がバブルトラップより目が細かい。
✅ 正しい。動脈フィルタ(約40μm)は気泡・微小塞栓の最終捕捉に用い、バブルトラップより細かい。
4. 閉鎖回路では気泡流入の可能性はない。
❌ 誤り。閉鎖回路でも接続部や薬液注入などから気泡混入の可能性がある。
5. エアブロックとは送血回路が空気で満たされ送血が止まることをいう。
❌ 誤り。エアブロックは主にポンプ部・脱血側に空気が溜まり、拍出(送血)ができなくなる現象を指す。

【試験対策ポイント】

体外循環の安全装置:レベルセンサ(貯血槽の液面監視)・気泡センサ・動脈フィルタ(40μm)・バブルトラップ。動脈フィルタは送血ラインの最終関門。エアブロックは特に遠心ポンプで気泡混入時に送血不能となる現象。

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