第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第74問
体外循環・補助循環第34回午後
第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第74問(体外循環・補助循環)の正答は 3 です。動脈フィルタは送血ラインの最後で気泡や微小塞栓を捕まえる関門で、目は数十μmと細かい。
問題
人工心肺を用いた体外循環中の安全管理で正しいのはどれか。
- 1. レベルセンサには磁気センサが用いられている。
- 2. レベルセンサはエアトラップ(バブルトラップ)に取り付ける。
- 3. フィルタのサイズは動脈フィルタの方がバブルトラップより目が細かい。 ✓
- 4. 閉鎖回路では気泡流入の可能性はない。
- 5. エアブロックとは送血回路が空気で満たされ送血が止まることをいう。
正答:3番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 44.4%参考値
18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — フィルタのサイズは動脈フィルタの方がバブルトラップより目が細かい。
動脈フィルタは送血ラインの最後で気泡や微小塞栓を捕まえる関門で、目は数十μmと細かい。安全装置ごとに「どこに付けて何を見張るか」を見分ける。
【各選択肢の解説】
1. レベルセンサには磁気センサが用いられている。
❌ 誤り。液面の有無は磁気では検出しない。正しくは超音波式・静電容量式・光学式のセンサが用いられる。
❌ 誤り。液面の有無は磁気では検出しない。正しくは超音波式・静電容量式・光学式のセンサが用いられる。
2. レベルセンサはエアトラップ(バブルトラップ)に取り付ける。
❌ 誤り。レベルセンサは液面の低下を見張るもの。正しくは貯血槽(静脈リザーバ)に取り付け、液面低下で警報を出し空気の送り込みを防ぐ。
❌ 誤り。レベルセンサは液面の低下を見張るもの。正しくは貯血槽(静脈リザーバ)に取り付け、液面低下で警報を出し空気の送り込みを防ぐ。
3. フィルタのサイズは動脈フィルタの方がバブルトラップより目が細かい。
✅ 正しい。動脈フィルタは送血される直前で微小な気泡・凝血塊・異物を捕まえるため、目を細かく(数十μm)している。
✅ 正しい。動脈フィルタは送血される直前で微小な気泡・凝血塊・異物を捕まえるため、目を細かく(数十μm)している。
4. 閉鎖回路では気泡流入の可能性はない。
❌ 誤り。閉鎖回路でも接続部の緩み・薬液注入・陰圧のかかる部分などから空気が入りうる。正しくは閉鎖回路でも気泡流入は起こりうるので気泡検出器で監視する。
❌ 誤り。閉鎖回路でも接続部の緩み・薬液注入・陰圧のかかる部分などから空気が入りうる。正しくは閉鎖回路でも気泡流入は起こりうるので気泡検出器で監視する。
5. エアブロックとは送血回路が空気で満たされ送血が止まることをいう。
❌ 誤り。送血側ではなく脱血側の現象。正しくは脱血回路に空気が入り、落差による脱血が途切れて止まることをいう。
❌ 誤り。送血側ではなく脱血側の現象。正しくは脱血回路に空気が入り、落差による脱血が途切れて止まることをいう。
【試験対策ポイント】
| 装置 | 付ける場所 | 役割 |
|---|---|---|
| レベルセンサ | 貯血槽 | 液面低下の検出 |
| 気泡検出器 | 送血ライン | 気泡の検出 |
| 動脈フィルタ | 送血ラインの最後 | 微小気泡・塞栓の捕捉(目が細かい) |
- エアブロック=脱血が空気で止まる
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