第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第75問
血液浄化療法装置第34回午後
第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第75問(血液浄化療法装置)の正答は 2 です。腹膜透析の除水は、透析液の浸透圧を血液より高くして腹膜越しに水を引き込むことで行う。
問題
腹膜透析液に含まれ、除水を行うために必要な物質はどれか。
a.ブドウ糖
b.カリウム
c.アルブミン
d.クレアチニン
e.イコデキストリン
- 1. a、b
- 2. a、e ✓
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:2番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 65%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番(a・e)
腹膜透析の除水は、透析液の浸透圧を血液より高くして腹膜越しに水を引き込むことで行う。浸透圧を作る物質がブドウ糖とイコデキストリン。
【各選択肢の解説】
a.ブドウ糖 → ✅ 正しい。標準的な浸透圧物質。濃度が高いほど除水量が増えるが、腹膜から吸収されるため時間とともに浸透圧差が小さくなる。
b.カリウム → ❌ 誤り。浸透圧を作って除水する目的の物質ではない。正しくは腹膜透析液には通常カリウムは含まれず、血中のカリウムは透析液側へ除去される。
c.アルブミン → ❌ 誤り。腹膜透析液の成分ではない。正しくはアルブミンは腹膜透析で透析液側へ失われる物質である。
d.クレアチニン → ❌ 誤り。正しくは除去される老廃物で、拡散によって血液から透析液へ移る。
e.イコデキストリン → ✅ 正しい。ブドウ糖が連なった高分子で、腹膜から吸収されにくい。そのため長時間の貯留でも浸透圧差が保たれ、除水が続く。
1. a、b
❌ 誤り。bは除水のための物質ではない。正しくはa・e。
❌ 誤り。bは除水のための物質ではない。正しくはa・e。
2. a、e
✅ 正しい(=正答)。2つとも浸透圧で除水する物質。
✅ 正しい(=正答)。2つとも浸透圧で除水する物質。
3. b、c
❌ 誤り。b・cは除水のための物質ではない。正しくはa・e。
❌ 誤り。b・cは除水のための物質ではない。正しくはa・e。
4. c、d
❌ 誤り。c・dは除水のための物質ではない。正しくはa・e。
❌ 誤り。c・dは除水のための物質ではない。正しくはa・e。
5. d、e
❌ 誤り。dは除水のための物質ではない。正しくはa・e。
❌ 誤り。dは除水のための物質ではない。正しくはa・e。
【試験対策ポイント】
| 物質 | 腹膜透析での立場 |
|---|---|
| ブドウ糖 | 浸透圧物質(除水)・吸収されて効果が薄れる |
| イコデキストリン | 浸透圧物質(除水)・長時間貯留向き |
| クレアチニン・尿素 | 除去される老廃物 |
| アルブミン | 失われる蛋白 |
- 除水=浸透圧差/溶質除去=拡散
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