MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第76問

血液浄化療法装置第34回午後

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第76問(血液浄化療法装置)の正答は 5 です。糸球体濾過量(GFR)の単位はmL/min(流量)。

問題
糸球体濾過量と同じ単位をもつ指標はどれか。 a.Kt/V b.ふるい係数 c.クリアスペース d.透析液流量 e.総括物質移動面積係数
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — d、e

糸球体濾過量(GFR)の単位はmL/min(流量)。同じ単位を持つのは透析液流量(d)と総括物質移動面積係数KoA(e)。よって組合せは5番。


【各選択肢の解説】

a.Kt/V → ❌ 誤り。無次元(比)。透析量の指標だが単位を持たない。
b.ふるい係数 → ❌ 誤り。無次元(0〜1)。膜を通過する溶質の割合。
c.クリアスペース → ❌ 誤り。容積(mL)の次元で、流量ではない。
d.透析液流量 → ✅ 正しい。mL/min(流量)でGFRと同じ単位。
e.総括物質移動面積係数(KoA)→ ✅ 正しい。mL/min の次元で、ダイアライザのクリアランスの上限を表す。

よってGFRと同じ単位を持つのはd・e → その組合せを持つ選択肢は5番が正答。


【試験対策ポイント】

透析の指標の次元:

指標単位・次元
GFR・クリアランス・血流量・透析液流量・KoAmL/min(流量)
Kt/V・ふるい係数無次元
クリアスペース・分布容積VmL(容積)

KoA(総括物質移動面積係数)は膜性能を表し、値が大きいほど高効率。単位はmL/minで流量系。

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