第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第85問
人体の構造と機能第34回午後
第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第85問(人体の構造と機能)の正答は 5 です。神経の活動電位(興奮)は約1ミリ秒で終わる。
問題
神経細胞の興奮について誤っている組合せはどれか。
- 1. 跳躍伝導 ― 有髄神経の興奮伝搬
- 2. 静止電位 ― 細胞内外のイオン濃度差
- 3. 脱分極 ― Na イオンの細胞内流入
- 4. 再分極 ― 静止膜電位への復帰
- 5. 興奮持続時間 ― 1 秒程度 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 60%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 興奮持続時間 ― 1 秒程度
神経の活動電位(興奮)は約1ミリ秒で終わる。1秒は千倍の桁違いで、ここが誤り。
【各選択肢の解説】
1. 跳躍伝導 ― 有髄神経の興奮伝搬
✅ 正しい。有髄神経では髄鞘が絶縁し、興奮がランビエ絞輪から絞輪へ飛ぶように伝わるため伝導が速い。
✅ 正しい。有髄神経では髄鞘が絶縁し、興奮がランビエ絞輪から絞輪へ飛ぶように伝わるため伝導が速い。
2. 静止電位 ― 細胞内外のイオン濃度差
✅ 正しい。静止電位は細胞内外のイオン濃度差(主にK⁺)と、静止時にK⁺を通しやすい膜の性質で生じる。
✅ 正しい。静止電位は細胞内外のイオン濃度差(主にK⁺)と、静止時にK⁺を通しやすい膜の性質で生じる。
3. 脱分極 ― Na イオンの細胞内流入
✅ 正しい。電位依存性Na⁺チャネルが開き、Na⁺が細胞内へ流れ込んで膜電位がプラス方向へ振れる。
✅ 正しい。電位依存性Na⁺チャネルが開き、Na⁺が細胞内へ流れ込んで膜電位がプラス方向へ振れる。
4. 再分極 ― 静止膜電位への復帰
✅ 正しい。Na⁺チャネルが閉じ、K⁺が細胞外へ流れ出て膜電位が静止電位へ戻る。
✅ 正しい。Na⁺チャネルが閉じ、K⁺が細胞外へ流れ出て膜電位が静止電位へ戻る。
5. 興奮持続時間 ― 1 秒程度
❌ 誤り。正しくは神経の活動電位の持続時間は約1ミリ秒である。
❌ 誤り。正しくは神経の活動電位の持続時間は約1ミリ秒である。
【試験対策ポイント】
| 段階 | 主なイオンの動き |
|---|---|
| 静止電位 | K⁺の濃度差・膜のK⁺透過性 |
| 脱分極 | Na⁺流入 |
| 再分極 | K⁺流出 |
- 神経の活動電位はミリ秒の単位
- 有髄神経=跳躍伝導で速い
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