MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第85問

人体の構造と機能第34回午後

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第85問(人体の構造と機能)の正答は 5 です。神経細胞の興奮に関する組合せで誤っているのは5番。

問題
神経細胞の興奮について誤っている組合せはどれか。
  1. 1. 跳躍伝導 有髄神経の興奮伝搬
  2. 2. 静止電位 細胞内外のイオン濃度差
  3. 3. 脱分極 Na イオンの細胞内流入
  4. 4. 再分極 静止膜電位への復帰
  5. 5. 興奮持続時間 1 秒程度

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — 興奮持続時間 1秒程度

神経細胞の興奮に関する組合せで誤っているのは5番。活動電位(興奮)の持続時間は約1ミリ秒(msec)であり、1秒ではない。


【各選択肢の解説】

1. 跳躍伝導 有髄神経の興奮伝搬
❌ 正しい組合せ。有髄神経ではランビエ絞輪間を跳躍伝導し、伝導速度が速い。
2. 静止電位 細胞内外のイオン濃度差
❌ 正しい組合せ。静止膜電位は主にK⁺の濃度差と膜透過性で決まる(約−70〜−90mV)。
3. 脱分極 Naイオンの細胞内流入
❌ 正しい組合せ。Na⁺チャネル開口で内向き電流が生じ脱分極する。
4. 再分極 静止膜電位への復帰
❌ 正しい組合せ。K⁺流出で静止膜電位へ戻る。
5. 興奮持続時間 1秒程度
✅ 誤り(これが正答)。活動電位の持続時間は約1ミリ秒(1msec)であり、1秒ではない。

【試験対策ポイント】

活動電位:静止電位(約−70mV)→ 脱分極(Na⁺流入)→ 再分極(K⁺流出)→ 過分極 → 復帰。持続時間は約1msec(神経)。有髄神経は跳躍伝導で高速。設問は「誤っている組合せ」を問う否定問題で、数値(持続時間)の桁違いを見抜く。

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