MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第86問

生体物性第34回午後

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第86問(生体物性)の正答は 2 です。境界面の振幅反射係数 R=(Z₂−Z₁)/(Z₂+Z₁)。

問題
筋肉の特性音響インピーダンスを1.7 # 106 kg・m -2・s -1、血液の特性音 響インピーダンスを1.6 # 106 kg・m -2・s -1 としたとき、筋肉と血液の境界面の超 音波の反射係数はおよそどれか。
  1. 1. 0.01
  2. 2. 0.03
  3. 3. 0.06
  4. 4. 0.08
  5. 5. 0.09

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — 0.03

境界面の振幅反射係数 R=(Z₂−Z₁)/(Z₂+Z₁)。筋肉 Z₁=1.7×10⁶、血液 Z₂=1.6×10⁶を代入すると R=(1.6−1.7)/(1.6+1.7)=−0.1/3.3≒−0.03、大きさ約0.03。よって2番。


【各選択肢の解説】

1. 0.01
❌ 誤り。
2. 0.03
✅ 正しい。R=|(Z₂−Z₁)/(Z₂+Z₁)|=0.1/3.3≒0.03。
3. 0.06
❌ 誤り。
4. 0.08
❌ 誤り。
5. 0.09
❌ 誤り。

【試験対策ポイント】

超音波の反射:振幅反射係数 R=(Z₂−Z₁)/(Z₂+Z₁)、エネルギー反射率はR²。音響インピーダンス Z=ρc(密度×音速)。Zの差が小さいほど反射小・透過大。筋肉と血液はZが近く反射はごくわずか。空気-組織の界面はZ差が極大で反射がほぼ100%(超音波検査でゼリーを使う理由)。

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