MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第87問

人体の構造と機能第34回午後

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第87問(人体の構造と機能)の正答は 5 です。能動輸送はATPを使い濃度勾配に逆らって物質を運ぶ。

問題
能動輸送によるものはどれか。 a.肺胞における毛細血管への酸素の移動 b.毛細血管から血管外組織への酸素の移動 c.毛細血管から血管外組織へのグルコースの移動 d.尿細管におけるグルコースの再吸収 e.細胞における静止膜電位の維持
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:5番 — d、e

能動輸送はATPを使い濃度勾配に逆らって物質を運ぶ。該当するのは尿細管でのグルコース再吸収(d)と静止膜電位の維持(e)。よって組合せは5番。a〜cは拡散(受動輸送)。


【各選択肢の解説】

a.肺胞における毛細血管への酸素の移動 → ❌ 誤り。分圧差による拡散(受動)。
b.毛細血管から血管外組織への酸素の移動 → ❌ 誤り。拡散(受動)。
c.毛細血管から血管外組織へのグルコースの移動 → ❌ 誤り。濃度勾配に沿った拡散(受動)。
d.尿細管におけるグルコースの再吸収 → ✅ 正しい。Na⁺共役の二次性能動輸送で濃度勾配に逆らって再吸収する。
e.細胞における静止膜電位の維持 → ✅ 正しい。Na⁺-K⁺ATPアーゼ(ポンプ)がATPを消費してイオン濃度勾配を維持する。

よって能動輸送はd・e → その組合せを持つ選択肢は5番が正答。


【試験対策ポイント】

能動輸送=ATP消費・濃度勾配に逆らう(例:Na⁺-K⁺ポンプ、尿細管のグルコース/アミノ酸再吸収、胃のプロトンポンプ)。受動輸送=濃度・分圧勾配に沿う拡散(ガス交換、単純拡散、促通拡散)。「勾配に逆らう=能動」と覚える。

📗 \ この分野をまとめて理解する /
「医学概論」の国試ノート(要点整理・無料)
医学的基礎・人体の構造と機能を、国試で問われる要点に絞って整理。読んだ流れでそのまま過去問演習へ。
▶ 医学概論ノートを無料で読む
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、臨床工学技士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク
\ この1問で終わりにしない /
臨床工学技士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
関連

▶ 第34回 全問一覧

▶ 人体の構造と機能 の過去問一覧

スポンサーリンク