MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第87問

人体の構造と機能第34回午後

第34回 臨床工学技士国家試験 午後 第87問(人体の構造と機能)の正答は 5 です。能動輸送はエネルギー(ATP)を使って濃度勾配に逆らって物質を運ぶ。

問題
能動輸送によるものはどれか。 a.肺胞における毛細血管への酸素の移動 b.毛細血管から血管外組織への酸素の移動 c.毛細血管から血管外組織へのグルコースの移動 d.尿細管におけるグルコースの再吸収 e.細胞における静止膜電位の維持
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e ✓

正答:5番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 41.2%参考値

17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番(d・e)

能動輸送はエネルギー(ATP)を使って濃度勾配に逆らって物質を運ぶ。尿細管のグルコース再吸収とNa⁺-K⁺ポンプによる静止膜電位の維持が該当し、酸素やグルコースの毛細血管での移動は勾配に沿った受動輸送。


【各選択肢の解説】

a.肺胞における毛細血管への酸素の移動 → ❌ 誤り。正しくは分圧差による拡散(受動輸送)。
b.毛細血管から血管外組織への酸素の移動 → ❌ 誤り。正しくは分圧差による拡散(受動輸送)。
c.毛細血管から血管外組織へのグルコースの移動 → ❌ 誤り。正しくは毛細血管壁の隙間などを通る濃度勾配に沿った移動(受動輸送)。
d.尿細管におけるグルコースの再吸収 → ✅ 正しい。Na⁺の濃度勾配(Na⁺-K⁺ポンプがATPで作ったもの)を使い、Na⁺と一緒にグルコースを取り込む二次性能動輸送。
e.細胞における静止膜電位の維持 → ✅ 正しい。Na⁺-K⁺ポンプがATPを使ってNa⁺を外へ、K⁺を内へ運び、静止電位の元になるイオン濃度差を保つ。

1. a、b
❌ 誤り。a・bは受動輸送。正しくはd・e。
2. a、e
❌ 誤り。aは受動輸送。正しくはd・e。
3. b、c
❌ 誤り。b・cは受動輸送。正しくはd・e。
4. c、d
❌ 誤り。cは受動輸送。正しくはd・e。
5. d、e
✅ 正しい(=正答)。2つともATPのエネルギーに依存する能動輸送。

【試験対策ポイント】

輸送エネルギー勾配例
能動輸送ATPを使う逆らうNa⁺-K⁺ポンプ・尿細管のグルコース再吸収
受動輸送使わない沿う肺や組織でのガス交換
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