MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第5問

医学的基礎第35回午前

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第5問(医学的基礎)の正答は 1 です。浮腫の原因=毛細血管内圧の上昇・膠質浸透圧の低下・血管透過性の亢進・リンパ流の障害

問題
循環障害について正しいのはどれか。 a.動脈血栓は抗血小板薬で予防する。 b.急性心筋梗塞は冠動脈の閉塞で起こる。 c.腫瘍や炎症によりリンパ浮腫が起こる。 d.血漿膠質浸透圧上昇により浮腫が起こる。 e.組織内血流量低下により充血が起こる。
  1. 1. a、b、c ✓
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 71.8%やさしい

39人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番(a・b・c)

a・b・cが正しい。dとeは向きが逆で、浮腫は膠質浸透圧の低下で、充血は動脈血の流入増加で起こる。


【各選択肢の解説】

a.動脈血栓は抗血小板薬で予防する。
✅ 正しい。血流の速い動脈では血小板が主体の血栓ができるため、アスピリンなどの抗血小板薬で予防する(静脈血栓は凝固因子が主体で抗凝固薬)。

b.急性心筋梗塞は冠動脈の閉塞で起こる。
✅ 正しい。冠動脈のプラーク破綻に続く血栓で血流が途絶え、心筋が壊死する。

c.腫瘍や炎症によりリンパ浮腫が起こる。
✅ 正しい。腫瘍の浸潤・圧迫や炎症でリンパ管が閉塞すると、リンパの流れが滞って浮腫になる(続発性リンパ浮腫)。

d.血漿膠質浸透圧上昇により浮腫が起こる。
❌ 誤り。正しくは、低アルブミン血症などで膠質浸透圧が低下すると、血管内に水を引き留められず浮腫が起こる。

e.組織内血流量低下により充血が起こる。
❌ 誤り。正しくは、充血は動脈血の流入が増加した状態。組織の血流量が低下した状態は虚血である。

1. a、b、c
✅ 正しい(=正答)。3つとも正しい記述である。
2. a、b、e
❌ 誤り。eは誤り。正しくはa・b・c。
3. a、d、e
❌ 誤り。d・eは誤り。正しくはa・b・c。
4. b、c、d
❌ 誤り。dは誤り。正しくはa・b・c。
5. c、d、e
❌ 誤り。d・eは誤り。正しくはa・b・c。

【試験対策ポイント】

用語中身
充血動脈血の流入増加(炎症・運動時)
うっ血静脈血の流出障害(心不全など)
虚血動脈血の流入減少

浮腫の原因=毛細血管内圧の上昇・膠質浸透圧の低下・血管透過性の亢進・リンパ流の障害

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