MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第5問

医学的基礎第35回午前

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第5問(医学的基礎)の正答は 1 です。循環障害(病理学総論)の問題。

問題
循環障害について正しいのはどれか。 a.動脈血栓は抗血小板薬で予防する。 b.急性心筋伷塞は冠動脈の閉塞で起こる。 c.腫瘍や炎症によりリンパ浮腫が起こる。 d.血漿膠質浸透圧上昇により浮腫が起こる。 e.組織内血流量低下により充血が起こる。
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — a、b、c

循環障害(病理学総論)の問題。a・b・cが正しく、その組合せは選択肢1。膠質浸透圧は「低下」で浮腫が起こり(dは逆で誤り)、充血は血流「増加」で起こる(eは逆で誤り)。


【各選択肢の解説】

a. 動脈血栓は抗血小板薬で予防する → ✅正しい。動脈血栓(白色血栓)は血小板主体のため抗血小板薬。静脈血栓は抗凝固薬。

b. 急性心筋梗塞は冠動脈の閉塞で起こる → ✅正しい。冠動脈の血栓性閉塞による心筋壊死。

c. 腫瘍や炎症によりリンパ浮腫が起こる → ✅正しい。リンパ管の閉塞・破壊で組織間液が貯留。

d. 血漿膠質浸透圧上昇により浮腫が起こる → ❌誤り。膠質浸透圧「低下」(低アルブミン血症)で浮腫が起こる。

e. 組織内血流量低下により充血が起こる → ❌誤り。充血は動脈血流「増加」。血流低下は虚血。

よって正しい記述はa・b・c → 組合せは選択肢1が正答。

1. a、b、c ✅ 正答。

2. a、b、e ❌ eが誤り。

3. a、d、e ❌ d・eが誤り。

4. b、c、d ❌ dが誤り。

5. c、d、e ❌ d・eが誤り。

【試験対策ポイント】

浮腫の四大要因=膠質浸透圧低下・毛細血管圧上昇・血管透過性亢進・リンパ流障害。動脈血栓=抗血小板薬、静脈血栓=抗凝固薬。充血(動脈性・血流増加)とうっ血(静脈性・血流停滞)を区別。

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