MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第7問

人体の構造と機能第35回午前

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第7問(人体の構造と機能)の正答は 4 です。できあがったフィブリンを分解するのは線溶系の酵素プラスミンである。

問題
フィブリンを分解するのはどれか。
  1. 1. ヘパリン
  2. 2. トロンビン
  3. 3. カルシウム
  4. 4. プラスミン ✓
  5. 5. ワルファリン

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 56%参考値

25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — プラスミン

できあがったフィブリンを分解するのは線溶系の酵素プラスミンである。プラスミノゲンが組織プラスミノゲン活性化因子(t-PA)などで活性化されてプラスミンになり、分解産物がFDP・Dダイマーである。


【各選択肢の解説】

1. ヘパリン
❌ 誤り。正しくは、アンチトロンビンの作用を強めてトロンビン・Xa因子を阻害する抗凝固薬で、できたフィブリンは分解しない。
2. トロンビン
❌ 誤り。正しくは、フィブリノゲンをフィブリンに変える凝固側の酵素である。
3. カルシウム
❌ 誤り。正しくは、凝固第Ⅳ因子として凝固反応を進めるのに必要なイオンである。
4. プラスミン
✅ 正しい(=正答)。フィブリンを分解して血栓を溶かす。t-PA製剤による血栓溶解療法はこの経路を使う。
5. ワルファリン
❌ 誤り。正しくは、ビタミンKに拮抗して肝臓での凝固因子(Ⅱ・Ⅶ・Ⅸ・Ⅹ)の合成を抑える抗凝固薬で、できたフィブリンは分解しない。

【試験対策ポイント】

系主役働き
凝固トロンビンフィブリノゲン→フィブリン
線溶プラスミンフィブリン→FDP・Dダイマー

ヘパリン・ワルファリンは「固まらせない」薬で、「溶かす」薬(t-PA)とは別物

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