MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第17問

神経・筋肉系第35回午前

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第17問(神経・筋肉系)の正答は 5 です。筋萎縮性側索硬化症(ALS)は上位・下位の運動ニューロンだけが障害される病気で、膀胱直腸障害は通常みられない(感覚障害・眼球運動障害・褥瘡と並ぶ陰性徴候)。

問題
筋萎縮性側索硬化症で認めない症状・所見はどれか。
  1. 1. 構音障害
  2. 2. 嚥下障害
  3. 3. 呼吸筋力低下
  4. 4. 上肢筋萎縮
  5. 5. 膀胱直腸障害 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 68.4%参考値

19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 膀胱直腸障害

筋萎縮性側索硬化症(ALS)は上位・下位の運動ニューロンだけが障害される病気で、膀胱直腸障害は通常みられない(感覚障害・眼球運動障害・褥瘡と並ぶ陰性徴候)。


【各選択肢の解説】

1. 構音障害
❌ 誤り。正しくは、延髄の運動神経核が障害される球麻痺で、構音障害を認める。
2. 嚥下障害
❌ 誤り。正しくは、球麻痺により嚥下障害を認め、誤嚥性肺炎の原因になる。
3. 呼吸筋力低下
❌ 誤り。正しくは、横隔膜などの呼吸筋の筋力低下を認め、進行すると人工呼吸器が必要になる。
4. 上肢筋萎縮
❌ 誤り。正しくは、下位運動ニューロン障害で上肢の筋萎縮を認める(手の小さな筋から始まることが多い)。
5. 膀胱直腸障害
✅ 正しい(=正答)。排尿・排便を調節する仙髄のオヌフ核は比較的保たれ、通常は膀胱直腸障害がみられない。

【試験対策ポイント】

  • ALSの陰性徴候=感覚障害・眼球運動障害・膀胱直腸障害・褥瘡
  • 呼吸筋麻痺に対する人工呼吸管理は臨床工学技士の関わる場面
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