MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第20問

血液浄化療法装置第35回午前

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第20問(血液浄化療法装置)の正答は 4 です。血液透析の長期合併症治療に用いるのはエリスロポエチン(腎性貧血)と活性型ビタミンD(腎性骨異栄養症・二次性副甲状腺機能亢進症)で、組合せは選択肢4。

問題
血液透析療法の長期合併症治療に用いるのはどれか。 a.ナファモスタットメシル酸塩 b.免疫抑制薬 c.エリスロポエチン d.活性型ビタミンD e.副腎皮質ステロイド
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — c、d

血液透析の長期合併症治療に用いるのはエリスロポエチン(腎性貧血)と活性型ビタミンD(腎性骨異栄養症・二次性副甲状腺機能亢進症)で、組合せは選択肢4。ナファモスタットは回路の抗凝固薬であり合併症治療薬ではない。


【各選択肢の解説】

a. ナファモスタットメシル酸塩 → ❌透析回路の抗凝固薬(出血傾向時)。長期合併症治療薬ではない。

b. 免疫抑制薬 → ❌腎移植後などに用いる。透析合併症治療ではない。

c. エリスロポエチン → ✅腎性貧血(EPO産生低下)の治療薬。

d. 活性型ビタミンD → ✅腎性骨異栄養症・二次性副甲状腺機能亢進症の治療薬。

e. 副腎皮質ステロイド → ❌透析長期合併症の標準治療ではない。

よって正しいのはc・d → 選択肢4が正答。

1. a、b ❌ 2. a、e ❌ 3. b、c ❌ 4. c、d ✅ 正答。 5. d、e ❌

【試験対策ポイント】

透析長期合併症=腎性貧血(→ESA/エリスロポエチン・HIF-PH阻害薬・鉄)・CKD-MBD(→活性型ビタミンD・P吸着薬・カルシミメティクス)・透析アミロイドーシス(β2ミクログロブリン)。ナファモスタット・ヘパリンは抗凝固薬(回路凝固防止)。

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