第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第25問
計測工学第35回午前
第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第25問(計測工学)の正答は 1 です。図は横軸=測定値、縦軸=度数。
問題
図は、同一検体の血糖値をA、B 2 種類の計測法で測定した結果の分布である。使用した検体の真の血糖値を80 mg/dL としたとき正しいのはどれか。
ただし、十分な回数の測定が行われたこととする。
- 1. A はB よりも正確度が高い。 ✓
- 2. A はB よりも精密度が高い。
- 3. A はB よりも分布の平均値が小さい。
- 4. A はB よりも偶然誤差が小さい。
- 5. A はB よりも系統誤差が大きい。
正答:1番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 75%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — A はB よりも正確度が高い。
図は横軸=測定値、縦軸=度数。分布の中心(平均)が真値にどれだけ近いか=正確度(系統誤差)、分布の幅(ばらつき)=精密度(偶然誤差)の2つに分けて読む。
- Aの分布(破線):中心は約80 mg/dLで真値とほぼ一致、幅は広い(およそ60〜105)
- Bの分布(実線):中心は約72 mg/dLで真値より低くずれ、幅は狭い(およそ60〜88)
【各選択肢の解説】
1. A はB よりも正確度が高い。
✅ 正しい(=正答)。Aの平均は真値80にほぼ一致し、Bの平均は約72でずれている。中心が真値に近いAのほうが正確度が高い。
✅ 正しい(=正答)。Aの平均は真値80にほぼ一致し、Bの平均は約72でずれている。中心が真値に近いAのほうが正確度が高い。
2. A はB よりも精密度が高い。
❌ 誤り。精密度はばらつきの小ささで決まる。正しくは、分布の幅が狭いBのほうが精密度が高い。
❌ 誤り。精密度はばらつきの小ささで決まる。正しくは、分布の幅が狭いBのほうが精密度が高い。
3. A はB よりも分布の平均値が小さい。
❌ 誤り。正しくは、Aの平均は約80、Bは約72で、Aのほうが平均値が大きい。
❌ 誤り。正しくは、Aの平均は約80、Bは約72で、Aのほうが平均値が大きい。
4. A はB よりも偶然誤差が小さい。
❌ 誤り。偶然誤差はばらつきとして現れる。正しくは、幅の広いAのほうが偶然誤差が大きい。
❌ 誤り。偶然誤差はばらつきとして現れる。正しくは、幅の広いAのほうが偶然誤差が大きい。
5. A はB よりも系統誤差が大きい。
❌ 誤り。系統誤差は平均の真値からのずれとして現れる。正しくは、平均が真値に近いAのほうが系統誤差が小さい(Bは約8 mg/dL低くずれる)。
❌ 誤り。系統誤差は平均の真値からのずれとして現れる。正しくは、平均が真値に近いAのほうが系統誤差が小さい(Bは約8 mg/dL低くずれる)。
【試験対策ポイント】
| 指標 | 図で見る所 | 対応する誤差 | 本問 |
|---|---|---|---|
| 正確度(真度) | 分布の中心と真値の差 | 系統誤差 | Aが高い |
| 精密度 | 分布の幅 | 偶然誤差 | Bが高い |
- 系統誤差は較正で補正できる。偶然誤差は測定回数を増やして平均をとると小さくできる
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